いまでも時折見たくなるコラ画像。ナンノブマイビジネス。
やはり何度見ても傑作。今回はそんなナンノブマイビジネス(夜に影を探すようなもの)についての記事。
元ネタは島耕作
元ネタの画像はこちらです。
ちなみに調べてみたところ、このコラが検索に引っかかり始めるのは2012年3月頃。
このブログを書いている時点では約9年の年月が経っている事になりますね。何だか感慨深い。
Google画像検索で日付を追って調べたもの。そのため、2012年3月よりも昔の可能性もあります。
傑作と言わざるを得ない3つの理由
何度見ても面白いこのコラ、この1ページだけで10年近くも記憶に残り続ける理由があります。
その理由は5つだと私は考えました。
・大幅に改変されている
・その上で構図が元画像とほぼ同じ
・謎のストーリー性
・セリフ選びが秀逸
・最強の意訳:ナンノブマイビジネス
大幅改変はコラの醍醐味
コラ画像と言うものは元ネタから変わってなんぼと言っても過言では無いでしょう。
大昔に流行したデスノートコラも久しぶりに見ると面白い。
構図が元画像とほぼ同じはヤバい
「えっ!?構図が元画像とほとんど同じなの?」と思ったらページ上部に戻ってみて欲しい。
構図が同じなのに大幅改変がなされている、このバランスはまさに意図した奇跡と言っても良いでしょう。
興味が湧き、続きを読みたくなる
相手を殺すことでしか戦いの出来ない亀渕とそれを咎める島。
2人が思いと拳をぶつけ合う。
これだけで結構重要なシーンの1つですよね。
この戦いの決着はもちろん、血に濡れた拳の亀渕の末路や今後のストーリーも非常に気になります。
もちろんコラなのでそんなものはありません。故に気になる。
ちなみにこの亀渕という男はコラが出回った後は忍者という設定で他のコラも作られていたり。
セリフ選びが秀逸なのもGood
このコラのストーリー性を際立たせているのはそのセリフと言っても過言ではありません。
・血に染まった君の拳が君自身を害している
・ギアを1つ上げていくぞッ
・自分でもわかっています だけどやり直すには余りにも殺しすぎた・・・!
口に出して言いたいセリフですね。使う場面は想像つきませんが。
また、多くのセリフのほとんどが元画像からの流用というのも非常に興味深い。課長島耕作という漫画そのものが面白い証明なのかもしれません。
でも、しかし、やはりと言っても良いですが
ナンノブマイビジネスを訳すセンスは天才のそれ
ナンノブマイビジネスを夜に影を探すようなものと訳すのはもはや天才。
平成の夏目漱石と言っても良いでしょう。
ちなみにナンノブマイビジネスは英語で書くと「None of my business」。直訳で「私のビジネスはありません」、意味的には「私の知ったことではありません」くらいの意味合い。
それを「夜に影を探すようなもの」とはどうひっくり返っても思いつかない。
コラ画像を見ていた時は・・・
コラ画像が生まれたのが約10年前となれば子供の時に見たとしても、今時点では社会人という方も多いと思います。
昔は理解ができなかった両者の言い分も今は理解できるという方も多いのではないでしょうか?
今回は以上です。
最後まで読んでくれてありがとうございました!
ギアを一つ上げていくぞッ!