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大人になってから意味が分かった名言『すべての人間の言い分は正しい』

『すべての人間の言い分は正しい』というセリフ。

私の一番好きな漫画『オメガトライブ』で出てきたこのセリフ、大人になってからやっと意味が分かったので今回はその解説をしていこうと思います。

この言葉の意味が分かると他人に寛容になれるため結構いい言葉だなと私は思っています。

作中での言葉

「すべての人間の言い分は正しい」という言葉、オメガトライブ作中ではどのように使われたのかと言うと

敵と戦う時に第三者を呼んだは良いものの、第三者が敵の味方をし始めたときに出てきたセリフ。

「えっ!?なんで!?」と思ったときに

この世には残酷な真実が1つある...それはすべての人間の言い分が正しいということだ。

という形で使われました。

 

オメガトライブについてもっと詳しく書きたいですが話の本筋とは全く異なるため省略。

オメガトライブについて知りたい方はコチラの記事も読んでみてください。

初めて見たときは裏切りの言い訳

初めてこのセリフを見たときは「なんだこの言い訳は?」と困惑しました。

アーマードコアで登場するような「だまして悪いが、これも仕事なんでな」くらいにしか思っていませんでした。

「すべての人間の言い分は正しい」はホント

まず、この言葉が真か偽かどちらかと言うと私は真だと思う。

なぜなら間違った選択をする人間は居ないから。例えどんなに間違っていてもその選択を取ったその時点では正解だと思っているという話。

もっと分かりやすい言葉だと「お前がそう思うならそうなんだろう、お前の中ではな」というヤツ。

「オレだって間違っているって分かっているんだ!」なんて言葉は葛藤というカッコイイ名前が付いているけど自分が見えてないか嘘のどちらか。

少なくともその人の目からは正解に見えている

本当にそうかな?どう考えても間違っている様に思うんだけど...

なんて思う方も居るかもしれません。

最近見かけた活動家の人が作家に論破される画像を例にします。

これぞまさに論破。

それでも活動家が「トランスジェンダー女性は女性」ということは間違いでは無いでしょう。少なくとも論破される前の活動家の人の中では間違いでは無かったはずです(逆に冗談でここまでできるならそれはそれで大したコメディアンです)

何が言いたいのかと言うと、この活動家は「女性が何なのか」という事の理解ができていなかったから間違えてしまえただけということ。

「女性が何か分からないなんてバカじゃん」なんて思うかもしれませんね。

しかし、「知らないから間違いを選んでしまう」ということは案外身近にあるのではないでしょうか?

例えば

・ふるさと納税をしていない
・スマホの通話をガッツリ使わないのにキャリアで高いお金を払っている

みたいな話は割と身近ですよね。これらは知っているか否かで大きく変わってきます。

身近な例「仕事のヤバい人」

他にも「仕事のヤバい人」を例に挙げると。

この「仕事のヤバい人」は以下の事を考えているでしょう。

・仕事は耐えるもの
・言われたことができなくても良い
・言われたこと以上の事はしない

どれも職場としては大間違いですが、「この人の中では」決して間違いでは無いでしょう。なぜならその考えの元に動いている訳ですから。

「すべての人間の言い分は正しい」は寛容になれる

ここまで多くの方が「間違っている」と思う方を例に挙げてきました。

もちろん○○学的に間違いとか、△△をする上では間違いというのはあるにしろ、どれも正しい訳です。少なくともその人の中では。

そして、「すべての人間の言い分は正しい」という言葉を知っておくと寛容になれる理由があります。

・最良を選ぶことへのリスペクト
・間違っているのは人ではない

最良を選んでくれたなら敬意が払える

例え間違っていたとしても、その人にとっては常に最良の選択をしてくれている訳です。

最良を選んでくれているなら敬意を払えますよね。

例えサボっている人であっても、「怠惰なだけのクソ野郎」と切り捨てるよりも「キミが休みたいのは分かったが仕事はしてもらう」と思えた方が良い。

間違っているのは人じゃない

間違っている人を見ると「こんなことも出来ないのか、ダメだな」なんて思ってしまうかもしれません。

しかし、「この人が悪い」とひとくくりにしてしまうのは楽ですが、前には進まないですよね。

それなら、「この人は視点や視座、視野が違う。中でも自分と違いがあるのは...」と考えた方がより寄り添っていて前に勧めますよね。

 

今回は以上です。
最後まで読んでくれてありがとうございました!

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