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仕事のやりがいは要らないと思う3つの理由【やりがい搾取から逃げろ】

やりがい搾取、という言葉が登場してから結構長い時間が経ちました。

私自身は多少なりとも仕事にやりがいを感じることはありますが、やりがいは不要と考えています。

・やりがいのある仕事ってどんな仕事なんだろう?
・今の仕事にやりがいが無いけどどうなのかな?
・やりがいって必要?

と考えている方の一助になれればと思いこの記事を書きました。

この記事ではなぜそう思うのかを解説していこうと思います。

そもそも”やりがい”とは?

やりがいやりがいとは言ったものの、結局やりがいって何なのかという事。

多くの場合、やりがいは「やる価値のあるもの」「ほど良い難易度のもの」と説明されることが多いですね。

この2つについてさらに深堀っていこうと思います。

「やる価値がある」の”価値”を決めるのは主観

「客観的になろう」なんてよく言わる話ですが、人は自我がある以上主観的にしか物事が見れません。

やりがいも同じでしょせんは主観に過ぎないという事。

別に主観であることは何も悪い事ではありません、ただここで言いたいのはやりがいを決めているのはあなた自身であるという事です。

だってそうですよね?あなた以外の人間があなたの仕事にやりがいを感じることは無いはずです。

逆にあなたが他の人の仕事のやりがいを感じる事も無いでしょう。

多くの仕事は似た事の繰り返しなのに「ほど良い難易度」は続かない

多くの仕事は似た事の繰り返しと言っても良いでしょう。

例えば、昨日保険の営業をしていた人が仕事場に付いたら「今日からはパスタ職人になってもらいます」なんてことは無い訳ですよね。

もちろん決して同じ事は起きないでしょう。

また、ちょっとは違う事をやることがあるかもしれませんが、会社なら違う事だとしても限度があるはずです。

別に似た事の繰り返し自体は決して悪い話では無くて、同じことの繰り返しで習熟して会社に利益をもたらすことで給与を得ているため素晴らしい事です。

しかし、これを「ほど良い難易度」に当てはめると話が変わってきます。

例えば新入社員と中堅社員が同じ難易度の業務に当たったとしても、習熟度の差から相対的に中堅社員の方が難易度が低く感じるでしょう。

つまり、仕事は似たようなことの繰り返しなのに、どこかで「ほど良い難易度」は通過してしまうという事です。

もちろん、できることが増えれば会社から課されるミッションはより難易度の高いものになるかもしれませんが、うまく成り立つのは「会社があなたの力量を完全に把握できている」という厳しい条件下の元だけでしょう。

実際、「トントン拍子で難易度が上がっているな」なんて感じる方は少ないでしょう。

やりがいが不要と思う3つの理由

さて本題。私がやりがいが不要だと思うのには3つ理由があります。

・やりがいは見つけるもの
・やりがいも麻痺してくる
・会社がやりがいを求めるのはお門違い

やりがいは見つけるもの、だから要らない

先述の通り、やりがいは主観です。

主観なんだからやりたい放題、思いついたもん勝ちと言っても過言では無いでしょう。

例え単純な作業であっても「前より早くできた」,「これは上手くいったぞ」なんて自分で思えればそれがやりがい。

恐らく多くの方が見た事のある「レンガ積み職人の話」は割と的を得ている。

正直なところ私はこの例えはやりがい搾取する側の人間が「金を欲しがるな」と言わんばかりに広めている気がして嫌いだが、話そのものは決して悪い物ではない。

最後の人には「聖堂を作ることで未来が潤い私も潤う。素晴らしいだろ!」くらいは言ってもらいたいが。

結局のところ主観なんだから自分の考え次第でどうにでもなるという話。やりがいが欲しかったら見つければ良い。

やりがいは麻痺する、だから要らない

やりがいは麻痺します。と言ってもピンとくる方は少ないでしょう。

もっと嚙み砕いて言うと例え同じ難易度だとしても1度目に経験した以上のやりがいは感じれないという話。

非常に抽象的な話ですが、「ほど良い難易度」で感じていたやりがいは次のステージでも同じようにやりがいを感じ取れるのかという事です。

なんてごちゃごちゃ書いてきましたが、簡単な話やりがいとは一口目のビールなのである。

「一口目のビールの味を二口目で」なんて魔法は無い。

 

「なーんかあきちゃったな~」みたいなノリでやりがいを求めて転職することはオススメできません。一口目のビールは2軒目でも同じ味だろうか?

ただ、今の仕事にウンザリして嫌になったのであれば転職するのは1つの手でしょう。

会社がやりがいを求めるのはお門違い

もう論外。でもたまにありますよね。

「私達の会社はこんなやりがいがあります」みたいなヤツ。

これってお門違いもいいところですよね。なぜならやりがいは主観だから。

「私達の会社はこんなことをしています」に対してやりがいを見出せそうなら話は別ですが、会社側からやりがいを求めらるのもおかしな話ですよね。

「あ、君はお客様のありがとうにやりがいを感じてくれてるから利益は会社のものだよ」なんて言いたげ。全く話が繋がっていなくて支離滅裂である。

やりがいは別に仕事だけじゃない

なぜ仕事にだけやりがいが求められるのだろうか。全くもって理解し難い。

もちろん仕事にやりがいを求める事自体は否定しませんが、別に仕事以外のことでやりがいがあっても良いのではないでしょうか?

趣味であったり副業であったりと様々な分野でやりがいがあっても良いはずです。もしかしたら、仕事以外の分野にはやりがいを含めた動機があるから殊更言う必要も無くて、やらなければいけない仕事にやりがいを求められているのが正しいのかもしれませんが...

私はこのようにブログを書いています。昔の記事とかと比べると成長している実感もあってやりがいを感じる事もあります。

もしブログの始め方について興味のある方はコチラへ。

 

この記事が仕事とやりがいについて考える方の役に立てたら幸いです。

今回は以上です。
最後まで読んでくれてありがとうございました!

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