日記

【詐欺まがい?】クラウドファンディング

こんにちは、滝谷ハジメです。

昨今、クラウドファンディング(略:CF)で詐欺まがいの事をして炎上している人や「悪事を働いているのか?」と疑いたくなるような人を見かけることがあります。

今回はそんなクラウドファンディングついて調べたことをまとめます。
もちろん、すべてのCFが詐欺ではありません

それでは、始めて行きましょう!

簡単紹介:クラウドファンディングとは?

クラウドファンディングとは簡単に言うと
一般人から投資をしてもらう仕組み
です。

CFができる前は「実現したいことがあるけどお金がない」という人は銀行もしくは投資家からお金を借りる以外でお金を作る手段がなかったんですね。

それが、クラウドファンディングが生まれたことにより
銀行・投資家以外に一般人からお金を借りることができるようになりました。

これだけ見ると投資される人にしかメリットが無いように見えますが
ちゃんと投資した人にもメリットがあるようにできています。

出資した金額以上のお金を貰うことができたり、
新しいサービスや商品を貰うことができます。
他にも投資される人の「実現したいこと」が自分の応援したいことであれば見返りを求めないこともあります。

 

そう、本来クラウドファンディングとは両者にメリットがあるWin-Winの取引のはずです。
しかし、世間ではあまり評判がよろしくありません。

クラウドファンディングに対する世間のイメージ

『クラウドファンディング』とGoogle検索に打ち込み現れるサジェストの中には『乞食』というものが含まれます。

クラウドファンディングは乞食?

結論から言うと『ネット乞食』と思われても仕方ない行いのものが多数あります。

CFで集めた資金の使い道から乞食認定され炎上することや
CFの題目の時点で乞食認定されることがあります。

数年前は『クラウドファンディング=乞食→炎上』というイメージでした。
しかし、ここ最近では詐欺というイメージもついて回るようになりました。

 

もちろん、真っ当な理由でクラウドファンディングでお金を集め、事業などを成功させた例もあります。

純粋に応援され、成功しているCFもある

動物園のクラウドファンディングは成功しているイメージがありますね。

他にもTV番組『志村動物園』にて紹介された
日本一お客さんが来ない動物園:東筑波ユートピア
もクラウドファンディングを成功させています。

他にも声優さんのアルバム作成を成功させるためのCFが一瞬で埋まったりと

成功しているクラウドファンディングも世の中に多数はありますね。

クラウドファンディングで炎上した案件

さて本題、CFで炎上した案件の紹介です。

令和納豆

おそらくCFで炎上した中で最も有名なお店ではないでしょうか?

『納豆専門店を開くため』にクラウドファンディングで出資を募り
返礼品として『生涯無料パスポート』を配布する購入型のクラウドファンディングでした。

しかし、この生涯無料パスポートを使用していた人が令和納豆にパスポートをはく奪されてしまうことが起き

「生涯無料なのに元が取れないぞ」
「これって詐欺じゃないの?」

と炎上した事件。

令和納豆側の対応や返答もあまり良いものではなかったため、アクションを起こすごとに再炎上するといった形で2020年6月頃から約半年以上燃え続けています。

簡単に言えばネットのおもちゃになってしまいました。
生涯無料パスポートを購入した人は気の毒な話ですね。

キンコン西野:休む権利

キングコングの西野氏が募集した
西野を休ませる権利

「休むだけで金もらえるのか、ここまで来れば宗教だな」と話題になりました。

ただし、これは以前の記事で紹介している通り
西野の活動を1日やめさせる権利
も同時に募集しており、誰も購入していないことからネタであるという見方が強いですね。

Macbookが欲しい

とあるブロガーが『Macbookが欲しい』とクラウドファンディングで募集し炎上した事件。

Macbookは高価ではあるりますが、ある程度働けば手に入る品物です。
「自分で働いて買え」という批判もありましたが最も主な原因は

surfaceを購入したことです。
Macbookを買うための資金でsurfaceを購入してしまいました

私自身は出資していないため「おいおいマジか」と思う程度ですが
「Macbookは世界一優れたノートパソコンである」と考え少しでもMacを普及させたい人からすれば怒りが湧いてもおかしくありませんよね?

また、その後の対応もうやむやになっていたことも火に油を注ぐこととなり大きく取り上げられることになりました。

実はクラウドファンディングは詐欺がそこまで多くない

クラウドファンディングを提供している会社は民間の営利企業です。

クラウドファンディング=詐欺というイメージが成り立ってしまうと利用してくれる人が少なくなり、結果としてクラウドファンディングで利益を出すことができなくなってしまいます。

そのため、クラウドファンディングを提供している会社は厳しい基準等によりクラウドファンディングのイメージをクリーンなものにしなければならないのですね。

結果として大炎上をするような大きな詐欺事件は多発していません

 

しかし、『購入型クラウドファンディング』には注意が必要です。

購入型クラウドファンディングを警戒する理由

クラウドファンディングは3つの型があります。

・寄付型
・投資型
・購入型

寄付型は文字通り寄付のため、その寄付事態が詐欺案件でなければ基本的に詐欺まがいなことになることはないでしょう。

投資型はクラウドファンディングの型の中で唯一”出資法”という法律が適用され、投資される人に一定の条件が課せられるため、あまり悪いことには使われないでしょう。

そして購入型は結論から言うと『ハイリスク・ハイリターン』です。
購入型は計画の途中で頓挫しうまくいかないことがあっても購入した人に何か帰ってくることはありません。
完成しなければすべて水の泡になってしまいます。

購入型という名前なのに計画が頓挫したら何も手に入りません。
これは詐欺ではありません。しかし「詐欺だ」と思ってしまってもおかしくはないですね。

自分が本当に応援したいものなのか、あるいは欲しいものなのかを見極めて出資する必要がありますね。

 

今回は以上です。
最後まで読んでくれてありがとうございました!

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