元々ゲームをするのに使っていたモニターを有効活用できないかと思ってサブディスプレイ化してみました。
使ったのはコチラAnyCast
接続するまで結構躓いたのでこの記事では躓いたポイントや注意点を紹介していこうと思います。
それでは、初めて行きましょう!
一番最初に躓いたのはUSB電源の確保
AnyCast、内容物はこんな感じ
・接続ケーブル
・取扱説明書
が入っています。
接続ケーブルは本体と電源をつなぐためにあります。
しかし、USBのACアダプターがありません。
Type-Cで動くモニターもあるため「何かしらの手段で電源を確保してね」という意図かもしれませんね。
私は先日購入したFireタブレットのUSBコンセントが余っていたので使用しました。前々から欲しいと思っていたところAmazonのセールで買ってしまいました。
もし変わりがなければ買いに走っていたでしょう。
USB電源が必要になることを心に留めておくとGood。
5V/1Aが要求されているスペックなので割と何でもOKですね。
説明書に嘘
説明書に「本体横のボタンを押してモードを切り替える」とありますが嘘です。
本体横にボタンがありません。
製造ロットなどにより異なるかもしれませんが本体中心のボタンがモード切替の役割をしています。
本格的に手間取ったのは設定の部分
電源も接続してモニター側で待機状態になった、さあ接続
と言いたいところですが接続ができない。
2つの問題を解決することで接続ができました。
・「メディアストリーミングオプション」の設定
「接続」アプリは初期装備されていないことがある
複数のサイトを見たところ、「接続」というアプリを用いてAnyCastと接続する必要があることが分かりました。
しかし、「接続」アプリが無い。
どうやらWindows 10 May 2020 Update以降はデフォルトで導入されていないようなので手動で入れる必要がありました。
入れ方は
→歯車(設定)
→Windowsの設定
→システム
→このPCへのプロジェクション
→オプション機能
→機能の追加
→オプション機能を追加する
→ワイヤレスディスプレイ
の順番でインストールができます。
コチラのサイトでは画像付きで分かりやすく解説してくれているので参考にしてみてください。
「接続」アプリの導入ができてもまだつながらない、そんなときに「メディアストリーミングオプション」の設定をしたらつながるようになりました。
「メディアストリーミングオプション」の設定で接続ができた
メディアストリーミングオプション、馴染みが無い方も多いかと思います。私は全く馴染みがありませんでした。
メディアストリーミングオプションはWindowsがDLNAサーバーになれる機能です。
設定の方法は
→プロパティ(R)
→メディア ストリーミング オプション
→メディア ストリーミングを有効にする
で接続ができました。詳細な設定もありますが有効になっていなかったのが主な原因でしょう。
コチラのサイトで画像付きで分かりやすく解説されています。
使ってみて分かった不便なところ
サブディスプレイとして使ってみて2つ、不便なところがありました。
・若干の遅延
・画面サイズの不一致
若干遅延する
若干遅延します。特にマウス操作をするときにポインタが追い付いてくる感覚があります。
とはいえサブディスプレイとして資料を置いたり、動画再生をする分には問題ありませんね。
「大きいモニターに飛ばしてそちらをメインにしたい」という方は注意。メインモニターにするには不便するくらい遅延します。
画面サイズが合わない
デフォルトでは画面サイズが合わないことがあります。現に私の場合はあっていませんでした。
日付の部分が見切れています。
画面端が見切れる程度なのでそこまで問題にはなりませんが気持ち悪いですね。
設定で治すことができますがちょっと面倒。
サブディスプレイで生産性の増加は”ある”
ここまで躓きポイントを紹介してきましたがサブディスプレイの使用は十分にアリですね。
今この記事もサブディスプレイを使用した状態で書いています。
・資料を見ながら執筆
・リンクの作成
といったを今までタブを切り替えて行っていましたがサブディスプレイならそのままできるのは大きいですね。特に資料を出しっぱなしにできるのはとても大きい。
以上、AnyCastでサブディスプレイに接続する方法でした。
まさに「生産性が上がるアイテム」と言っても過言ではないですね。便利なのでオススメです。
最後まで読んでくれてありがとうございました!