こんにちは、滝谷ハジメです。
以前『水カビ病のベタ治療日記_1日目』で水カビ病について紹介しましたが、治療が一通り済んだ為再度新しくまとめます。
水カビ病って何?
水カビ病っぽいけどどうしたらよいの?
水カビ病の予防方法は?
といった疑問に答えられるような内容に仕上げました。
それでは、始めて行きましょう。
水カビ病とは?
概要
魚の体に”もやもやした白い毛”が生えている場合、水カビ病が疑われます。
尾ヒレの先端に”もやもや”があります
”もやもやした白い毛”の正体は細菌が手を伸ばしている姿で、
放っておくと細菌がどんどん内側に侵食していき、最終的に死に至ります。
さらにその過程で別の病気が発症する可能性もあり、非常に厄介な病気。
水カビ病がかなり進行した姿
引用:チャーム_魚の病気と治療薬特集
原因
水カビ病の原因は細菌です。しかも普通の飼育水の中に存在しています。
ただし、通常であれば水カビ病を発症することはありません。
魚の体についた傷もしくは低水温の状況下で発症します。
対策
水カビ病にさせないためには?
水カビ病を発生させない方法は以下2つです。
・魚が怪我をしないようなレイアウトの水槽で飼育する
です。
ただ、適切な水温での飼育についてはヒーターを使用していればヒーターの故障等のトラブルが発生しなければ特段問題ないでしょう。
問題なのは怪我をしないレイアウトです。
気を配ったレイアウトにしていても魚も生き物のためどこでどんな怪我をするかわかりません。
私のベタもどこでヒレの先をケガしたのか全く分かりませんでした。
また、この病気は進行する病気のため早期発見早期治療が重要です。
そのため次の項、治療方法についても知っておいても損はないでしょう。
水カビ病の治療方法
治療方法には薬を使用します。
・ニューグリーンF
・グリーンFリキッド
・アグテン
・アグテンパウダー
・ヒコサンZ
・フレッシュリーフ
・メチレンブルー液
いづれも熱帯魚店やホームセンターで入手可能です。
販売しているお店をリサーチしておくと良いでしょう。
【追記】
2020/11月現在、コロナウイルスの影響で若干市場に出回っている薬の量が少ないです。
薬浴時水槽を分けるべき?
薬はどれも水に色が付き、水槽やレイアウトに残り易いです。
また、薬の種類次第ですが水槽内のバクテリアにも影響する可能性があります。
上記2点考慮し水槽を分けるかそのまま薬を投入するか判断しましょう。
水槽を分けて薬欲をするときの注意点
容量の小さい水槽(ビン等)を使用する場合、水質悪化が激しいため毎日換水する等の水質を悪化させない工夫が必要です。
薬の計算方法(顆粒)
薬は人の飲む薬のように「1粒でOK」のようにわかりやすい区分けがありません。
「1袋で60ℓ」等の内容量になっているうえ、分量が2gなど秤で測って入れようにも専用で細かい数値を測れる電子天秤等が必要になります。
電子天秤がなくても目盛り付きのスポイトとペットボトル等あればできる
濃縮液を作って投与する方法を推奨します。
濃縮液をどのくらい投与すればよいかを計算する際には以下3つの数値を把握しましょう。
・濃縮液を作るのに使用する容器の量
・薬浴をさせる水槽の水量
次に濃縮液をどの程度入れればよいかを書き式で出す。
この式から出した数値の分だけ濃縮液を投入すればOKです。
まとめ
まとめると
・水カビ病は低水温または傷が原因で発症する
・水カビ病の治療には薬浴がよい
・薬は分量が多いため濃縮液を作るのがオススメ
です。
以上、水カビ病についてのまとめを終わります。
最後まで読んでいただきありがとうございました!