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トラックボールに向いてる作業は何だ?【メリット・デメリットから解説】

トラックボールマウスってものを見つけたけどアレってどんな作業に向いているのかな?

と思っている方のためにこの記事を書きました。

ひろゆき氏もトラックボールマウスを推していますから、「使ってみようかな?」と思う方も居るでしょう。

動画でひろゆき氏が握っているマウスはエレコムの『M-XPT1MRBK』です。

余談ですが、私はひろゆき氏が大好きでコラ画像も大好きです。

私はトラックボールマウスを使い始めて約4年くらい経ち、家ではトラックボールマウス,会社では普通のマウスと使い分けてる人間です。

トラックボーラー(?)として、どんな作業がトラックボールに向いているのかを解説していこうと思います。

トラックボールマウス向きの作業,普通のマウス向きの作業

トラックボールマウスと普通のマウスを比べた時にどんな作業が向いているのかと言うと

トラックボール向きの作業
・長時間の作業
・大きくカーソルを動かす作業
・雑多な環境下での作業

普通のマウス向き
・短時間の作業
・精密動作が必要な作業
・整然とした環境下での作業

長時間・雑多な環境化での使用に向いていることから、家で長時間作業をするテレワーク向きだと私は思います。

なぜこのような結果になったのかを解説していこうと思います。

トラックボールのメリット

トラックボールマウスのメリットは以下の通り。

・人間工学を用いた形状をしていて長時間作業に強い
・玉を転がすだけだからカーソルの長距離移動に強い
・マウス自体を動かさなくて良いから雑多な環境に強い
・安いモデルでも複数ボタン

『人間工学を用いた形状』が長時間作業向き

人間工学(エルゴノミクス)という言葉に親しみを感じる人は少ないかもしれませんね。

人間工学は「人間に合った設計」くらいの認識でOKです。

イスを例にすると

持ち運び性などの合理性を重視して作られたパイプ椅子人が座りやすいように作ったオフィスチェアでは座り心地は全く違いますよね?

トラックボールマウスは人間工学を駆使して作られているため、普通のマウスと比較するとちょっとずんぐりしていてキモイ姿をしている事が多い訳です。

そのため、人間工学を設計に取り入れているトラックボールマウスは長時間作業しても腕が痛くなるようなことがありません。

ただし、すべてのトラックボールマウスが人間工学を設計に取り入れているとは限りませんし、人間工学を設計に取り入れている普通のマウスにも存在しています。あくまで『傾向としてトラックボールマウスは人間工学を取り入れている事が多い』という話。

人間工学を取り入れている普通のマウスはこちら

『玉を転がすだけ』だからカーソルの長距離移動に強い

トラックボールマウスのカーソル操作は玉を転がすことで行います。

この動作の何が良いのかと言うと、指先だけで全てが完結することです。

普通のマウスを使っていると無意識でマウスがマウスパッドの外に出ないように気を配っています。特にカーソルを長距離移動させるときにマウスを一度持って置きなおしていますよね。

トラックボールマウスは指先一つで全て完結しているため、マウスパッドという制約を受けません。

また、疲れの原因になる『マウスを持って置きなおす』という動作はトラックボールマウスには存在しません。

『マウス自体を動かさなくて良い』から雑多な環境に強い

机周りがついつい汚くなってしまう人、居ませんか?私は汚くなってしまう人です。

資料だったり飲み物や食べ物、ちょっと置いておきたいものなど様々なもので机周りが汚くなってしまいます。

普通のマウスだと机の上が汚いと動かすことができないので片づけなければいけませんが、トラックボールマウスは片付け無くても何不自由なく使用可能です。

トラックボールマウスはズボラ向けと言っても過言ではありません。

逆に常に机の上をキレイに保てる方はこの点にメリットを感じないかもしれませんね。

安いモデルでも複数ボタンは嬉しいポイント

トラックボールマウスは安いモデルであっても複数ボタンを搭載しています。

「進む」,「戻る」や役割を割り振れるボタンが搭載されており、マウス操作の効率が一気に上がります。

とは言え、これは普通のマウスであっても搭載しているモデルもあるため「これだからトラックボールマウスは最強!」みたいなことは言えません。

もし、何であれ複数ボタンを搭載していないマウスを使っている方は別にトラックボールマウスにしろとは言いませんが、複数ボタンを搭載したマウスを選ぶことをオススメします。

トラックボールのデメリット

ここまですごいスゴイと褒めちぎってきたトラックボールマウス。ちゃんと欠点もあります。

トラックボールマウスの欠点は以下の通り。

・精密動作が苦手
・汚れやすい
・ちょっと値段が張る
・最初は使いにくい

指先一つだから精密動作が苦手

トラックボールは指先一つで完結している事がカーソルを長距離移動しやすくメリットであることを解説しましたが今度は逆。

指先でしか操作できないため精密動作が苦手なのです。

人間のパーツって指先が一番器用じゃないの?

なんて思うかもしれませんね。

確かに人間のパーツの中では指先は最高レベルに器用です。しかし、これはあくまでパーツレベルの話。

ためしに指で文字を「自然に肩から先で書く」と「指だけ動かして書く」と非常に分かりやすいです。

そう、体全体を使った方が可動域も広がりますしなめらかに動かせますよね。

そのため指先だけで動かすトラックボールは精度では普通のマウスに劣ります。

そのため高い精度の操作を要求される作業にトラックボールは向いていません。

具体的にどこまでが精度の高い操作なのかは皆さんにお任せしますが、FPSゲームをする方は普通のマウスを使った方が絶対に良い事は断言します。

2つの理由で汚れやすいという欠点

トラックボールマウスは普通のマウスと比べて汚れやすいです。

理由は2つあって

・ボールの機構部に汚れが入る
・人間工学のぼこぼこに汚れが入る

です。いづれもトラックボールマウスの特徴がそのまま汚れやすさに直結してしまっているためどうにもなりません。

普通のマウスなら機構部がほとんど無い上、人間工学の凹凸が無ければ汚れはほとんどありません。

自分1人で使っている分には多少の汚れであれば特に気にならないかもしれませんが、一緒に作業する人が居る場合はちょっと嫌ですよね。

トラックボールマウスは安くても3000円

安物のマウスであれば1000円もあれば余裕でお釣りがもらえるレベルで買う事ができますが、トラックボールはそうはいきません。

私の愛用しているマウスはトラックボールマウスの中でも安物ですがそれでも3000円。

とは言え別にこれは「トラックボール」というブランドにお金を払っている訳では無く

・精度の良い玉が必要
・複数ボタンの分パーツが多い
・人間工学を設計に取り入れており、最低限の材料で作れない

と言った理由が思いつく訳ですから決して無駄に高い訳では無いと私は思います。

しかし、「普通のマウスの方が安いじゃないか!」と言われればその通り。安さを求めるなら普通のマウスに軍配が上がります。

恐らくこれがトラックボールマウスが普及しない一番の理由。

仕方が無いが『最初は使いにくい』というデメリット

「これって書く必要ある?」なんて思う方も居るかもしれませんが、結構気にしている方は多いのではないでしょうか?

いままで普通のマウスを使ってきた人がトラックボールマウスに切り替えると「すっげー!!!」という感想では無く「なんだか気持ちが悪い」という感想を抱く方が大半だと思います。

また、人差し指タイプのトラックボールと親指タイプのトラックボールでも操作感は大きく異なります。

操作方法が変わる訳ですから「使いにくい」と感じてしまっても決しておかしな話ではありません。

それでもトラックボールマウスに利点はあることは確かなので試しに一度使ってみてはいかがでしょうか?合わなければ普通のマウスに戻せば良いだけの話です。

 

今回は以上です。
最後まで読んでくれてありがとうございました!

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