・せどりって時間の無駄じゃない?バイトや仕事をした方が良いのでは?
・せどりで時間が無駄になっている瞬間が知りたい!そしてその無駄をなくしたい!
この記事を読んでくれた方は恐らく上記のうちどちらかあるいは両方の疑問を持っているのではないでしょうか。
この記事ではそんな両方に向けて解説していこうと思います。
上記の言葉を言い換えるなら
・せどりそのものが時間の無駄なのでは?
・せどりの中に無駄があるのか?
となります。
最初は『せどりそのものが時間の無駄なのでは?』と感じた方向けの内容です。せどりの中の無駄を知りたい方は次の大項目まで飛ばしてOKです。
せどりそのものが無駄と感じる3つの条件
「せどりそのものが時間の無駄か」という話の前に伝えたいことが1つ。
極論、続けるか/辞めるかのどちらかを選択しなければならないという話。
「せどりは無駄、だから辞めます」という方を私は止める事は出来ませんし止める権利もありません。
しかし、なぜせどりを始めたのかを今一度思い出してほしい。
『なぜ、せどりを始めたのだろうか』という意義に立ち戻る重要性
なぜ、せどりを始めたのだろうか
恐らく多くの方は「お金のため」と答えるでしょう。
では、
・せどりで目的は果たせたのだろうか?
・他の方法で目的を達成できそうなのか?
・目的そのものが不要になったのだろうか?
という質問に対して回答ができるでしょうか。
もし回答ができるのであれば、せどりを続ける/辞めるどちらの選択であっても賢明で正しい選択だと私は思います。
「せどりで稼げなくて他にやることが見当たらないけど辞める」なんて話は決して賢い選択とは言えませんよね。結局せどりに戻ってきて「時間の無駄なんじゃ?」とぼやく姿が想像に難しくありません。
前置きはここまでにして、「せどりが時間の無駄と思う条件」について書いていきます。
せどりそのものが無駄に感じる3つの条件
「せどりってやる価値ないよ。時間の無駄。」そう思ったときは恐らく以下の3つのうちいづれかが当てはまると思います。
・稼げていない
・楽しめない
・夢が無い
それぞれ解説していきます。
稼げない=時間の無駄
シンプルかつ重大。
稼ぐために始めたのになぜ?という気持ちになってしまいますよね。
例えば時給換算すると最低賃金を余裕で下回っているとき、めっちゃ萎えますよね。「バイト以下じゃん」とか思ってしまうかもしれません。
とは言えシンプルな問題である故解決は簡単。稼げばよいだけです。
初心者の方がそう思う事が多いと思うので、せどりで利益商品を見つける方法という記事が参考になると嬉しいです。
また、後述の「せどりの時間の無駄」の項目で無駄を削減できれば時給換算したときの時給はグンと上がりますよね。
楽しめない=時間の無駄
ちょこっと稼げてくると今度は楽くないと時間の無駄と考えるようになります。人間は贅沢な生き物ですね。
会社での仕事やバイトであれば
・以前出来なかったことができるようになった
・上司から褒められた
・結果を残すことができた
・お客様から感謝をされた
みたいな楽しいポイントはあるかもしれません。しかし、せどりは基本孤独、他者との交流の機会は会社と比べるとかなり少ないでしょう。
もしそう感じているのであれば私がコンサルをしましょう。コンサル生同士のコミュニティに属していればせどりがもっと楽しくなりますよ。
そんなうまい話は無くて、解決策は自分で見つける他ありません。
せどりをゲームのスコアアタックの様にハイスコア(高売上や高利益)を出す喜びを感じるのが一番ですが、難しいようであれば「仕入れの際に店舗限らず行った事ない場所に行く」みたいなちょっとした楽しみを準備するのでも良いでしょう。
夢が無い=時間の無駄
『夢』なんて大きな言葉を使いましたが結局のところ「稼いだお金を何に使おう?」と疑問を抱いている状態。
お金を稼ぐために始めたせどりも使い道が分からいとなると、稼いだお金は死んだも同然。
特にせどりは利益が出ていてもその利益を元にまた仕入れるため生活が良くなる実感が得られにくいです。
初志に立ち戻って、何のためにお金を稼ぐのかを考えると良いかもしれませんね。
人生は無駄まみれでも良いのでは?
「これ絶対に時間の無駄だよなぁ」なんて思った事が後になって振り返ると実は無駄ではなかったという事が多々あります。
例えば部活の走り込みとかそうですよね。「これやる意味あるのかよ」なんて思いますが運動習慣をつける事や基礎体力の向上につながっていたりします。
「運動習慣を付けるためだけならわざわざ部活で走り込みする必要ないのでは?」というツッコミもあるかもしれませんね。「もっと効率の良い方法があったのでは?」と言い換える事もできます。
結論、もっと効率の良い方法はあるでしょう。しかし、完全な無駄ではないはずです。
とは言え、せどりで利益を上げるのであれば無駄は極力省く必要があります。
次の項目では「せどりの中の無駄」について書いていきます。
せどりの中の無駄5選
せどりをしている中で「これって無駄だよなぁ」と思うものを5つ挙げました。
・移動の無駄
・仕入れ判断の無駄
・商品が売れない時間の無駄
・クレーム対応の無駄
・売れない商品を処分する無駄
それぞれ解説と対策を書いていきます。
移動の無駄
店舗仕入をしている方であれば、かなり多くの時間を割いているのが移動です。
移動している時間はお金を生んでいませんよね?とは言いません。
遠くの店舗に仕入れに出かける事で商品との出会いの機会を作っているのであれば絶対に無駄ではないでしょう。
しかし、無駄な移動は存在します。
ルート構築ができていないとあっちに行ったりこっちに行ったりと右往左往してしまい、無駄な移動の時間を生んでしまいますよね。
そう、この無駄な移動はルート構築により解消することができます。
・どこの店舗に向かうのか
・店舗を回る順番はどうか
といった事を考えると良いですね。
また、さらに一歩踏み込んで、各店舗の開店時間などを加味したうえで前日に一日の予定を組むとさらに効率は上昇します。
一日の予定はスマートウォッチに通知が来るようにすると分かりやすくてオススメです。
仕入れ判断の無駄
「これって仕入れるべきだろうか、う~ん」と悩んでいる時間です。
初心者が普通の商品に対してであれば悩むことで慣れてきます。
しかし、利益率は非常に高いけど回転率はすごい悪いという商品だとせどりに慣れてきた方でも悩んでしまうかもしれませんね。
この時間を無駄と感じる方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと基準が無いから悩んでしまう訳ですね。
・即売れる商品は薄利でも取る
・売れるまで数ヶ月かかりそうな商品は仕入れ可能金額の〇%まで
・売れるまで半年かかりそうな商品は仕入れ可能金額の△%まで
・売れるまで時間のかかる商品の在庫が××万円以上なら回転率の悪い商品は仕入れない
みたいな基準を設けておけば迷わずに仕入れをすることができます。
「これだと上手くいかないな」という時は微調整を加えていけばいい話です。
商品が売れない時間の無駄
商品が売れずに在庫で待っている時間が無駄と感じる方も居るのかもしれませんね。
先ほどの仕入れ基準を見直す必要があります。
また「出品制限がかかっているのを見落として仕入れてしまった」なんてこともあるかもしれません。
出品制限の解除方法についてはコチラで解説しているため、良かったら読んでみてください。
クレーム対応の無駄
クレーム対応は完全に時間の無駄と言っても過言ではありません。
ただ、お客様はクレームを入れたくて商品を買っているわけでは無いですよね。どこか期待に沿えなかったからクレームを入れているはずです。
それならクレームになりそうな商品を売らないようにしましょうという話です。
AmazonであればAmazonコンディションガイドラインに沿った出品をすることで大体のクレームを未然に防ぐことができます。
特に外箱の傷などは自分が消費者になったつもりで見ると判断がしやすいです。
「これくらいならイケるっしょ!」みたいなことは禁物。
売れない商品を処分する無駄
Amazonを使って商品を売っているとお客様都合で返品される商品があります。
この商品は開封されている物だと新品コンディションとして売ることができません。
ではこの場合どうするかと言うと方法は2つ
・中古コンディションで売る
・メルカリ等他のサイトで売る
どちらであっても商品を手元に戻して商品の状態をチェックする必要があります。手間ですよね。
ではこの時間。削減できるかと言うと無理です。お客様都合ですからね。
それなら少なくとも商品をAmazonの倉庫で眠らせずにすぐに手元に戻して商品が売れない時間を減らすことが重要ですね。
例え面倒であってもいつかやらないといけないことです。それならすぐにやってしまおうと言う話。
それに放置しているとAmazon側で廃棄されてしまうリスクがあります。
今回は以上です。
最後まで読んでくれてありがとうございました!