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せどりで最も大事な考え方【答え:複利】

こんにちは、滝谷ハジメです。

今回はせどりで最も大事な考え方を紹介します。
それは一言で言えば”複利”です。

「なんだよ複利かよ、知ってるよ」という方、ちょっとだけ待ってください。
今回の記事では複利をせどりに当て嵌めたときにどのような行動がベストなのかを分けて紹介していきます。

それでは、始めて行きましょう!

複利とは?

複利自体であればおそらく多くの方が耳にしたことはあると思います。

簡単に複利を説明すると
は儲かったお金をもう一度原本に回すことでさらに大きく稼ぐことができるやり方
です。

年利5%の投資に100万円投資したとき10年後いくらになってるでしょう?
みたいな例題を見たことがあるかと思います。
そしてこの答えは
100万の5%で5万円、それが10年だから50万円。
つまり10年後は150万円。とはなりません
この場合、複利は働いていませんよね。
複利とは儲かったお金をもう一度原本に回すことでさらに大きく稼ぐことができるやり方なので
1年目:1,000,000×1.05=1,050,000
2年目:1,005,000×1.05=1,102,500
・・・
10年目:1,551,328×1.05=1,628,894
となります。
先ほどの計算よりも10万円も異なりますね。
複利は強い
では、複利をどのようにせどりに役立てるのかを紹介していく前に
複利を分解してみましょう。

複利を分解してみる

複利の式は

利益=初期投資額×利率^期間 - 初期投資額
となります。
では、利益を最大化させることを考えると
初期投資額,利率,期間すべてを可能な限り大きくしていく必要がありますよね。

初期投資額

投資の世界は初期投資額があってナンボです。

私自身、投資に興味を持ったものの初期投資額を十分に得ることができずに断念したことがあります。

なぜ初期投資額が大事なのかというと、
一例として年利5%の金融商品で考えたときに
初期投資額が10万円と1000万円では1年目から訳50万円の差がついてしまいます。
そしてこの差は縮まることはありません。

そのため、可能な限り大きな初期投資額をもって複利に挑む必要があるわけですね。

利率

先ほどの例で言うと年利5%の部分です。

極端な話、これが年利5%と10%では同じ金額を投資したとしても
10年後に付く差は2倍ではなく約3倍です。
しかも20年30年と経つとさらにこの差は広がり続けます。

結論、利率は可能な限り高いほうが良いです。

期間

期間も同じ。
簡単な話10年間の投資ではなく20年,30年と長い間投資をしていた方が儲かります。

せどりに複利を当てはめるとどのようになる?

せどりに複利を当てはめます。
複利を分解すると初期投資額,利率,期間でしたよね?

初期投資額はそのまま最初の手持ちの金額ということで
すんなり理解できるかと思われます。

問題は利率と期間です。
早い話
利率は利益率
期間は回転率
と考えましょう。

利率は利益率で考える

利率は利益率で考えましょう。

利益率は「売上の内利益が占める割合」のため
ここで出したい利率は「全ての経費と利益の比率」となるため厳密には異なります
しかし、利益率が上がれば利率も同じく上がるため、利益率を上げる方向で問題ないです。

簡単な話、商品が売れた際の利益の割合を高くしようということですね。

具体的な例としては
・Amazon販売手数料の安い商品を選ぶ
・仕入れ価格を安くする
・販売価格の高い商品を選ぶ
・輸送費を可能な限り削減する

といった手法をとることができます。

期間は回転率

回転率とは仕入れてから売れるまでの期間のことを指します。

回転率の良い商品はすぐ売れるが
回転率の悪い商品は売れ行きが悪いです

回転率の良い商品はリサーチによって見つけましょう。

リサーチの仕方はこちらの記事に記載しています。

計算通りにならない落とし穴

せどりに複利を利かせるために
・初期投資額を多く
・利益率を高く
・回転率を高く
する必要があると述べました。

しかしこれはあくまで理想論です。
そしてこの複利思想の中でも厄介なものは

利益率の高い商品は回転率が悪い傾向にあり、
回転率の良い商品は利益率が悪い傾向があります。

つまり、理想的な複利を回し続けることが難しいということですね。

優先は高回転だが手持ちの金額と相談して仕入れ判断をしよう

・利益率は高いけど回転率の悪い商品
・回転率は良いけど利益率の低い商品

この2つの商品があったときにどちらを仕入れるか
という問題は確実にやってきます。

結論、回転率の高い商品の仕入れを推奨します。

回転率が高ければひとまず失敗することは少ないでしょう。
逆に、回転率が低いと売れ残り、在庫になって次の仕入れに役立たない可能性があるからですね。
資金が潤沢であれば低回転の商品も仕入れてみても良いでしょう。

まとめ:複利思考は便利だが難しい

以上、いかがでしたでしょうか?
まとめると

・複利の計算式は『利益=初期投資額×利率^期間 - 初期投資額』

・複利の計算式をせどりに当てはめると
初期投資額:せどりを始めたときの手持ちのお金
利率   :利益率(厳密には異なる)
期間   :回転率
で考えるとよい。

・どの要素も高ければ高いほど良いが、現実的には難しい
→オススメ回転率が高いものを優先。

という話でした。

この記事があなたのせどりライフの役に立てればと思いこの記事を書きました。
もし、役に立っていただけたら幸いです。

以上です。
最後まで読んでくれてありがとうございました!

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