ベタ まとめ記事 熱帯魚

ベタの種類

こんにちは、滝谷ハジメです。

今回はベタの種類について紹介。以前「ベタってどんな魚?」の記事で紹介しましたが、全部出しきれていないと感じました。そのためこの記事で紹介します。

よく販売されている品種を大分して紹介します!

トラディショナル

トラディショナルベタ、通称「トラベタ」。
尾びれがまとまって垂れているのが特徴ですね。

Photo by Tim Mossholder on Pexels.com

色は単色のものが多く出回っており、安価なことが多い。そのため熱帯魚店からホームセンターなど様々な場所で見かけることができます

最近では「トラディショナル」という呼び方だけでなく「ベールテール」とも呼ばれていて、この品種の美しさに関心が集まっています。

もしかしたら今後トラベタの派生でさらに気を引くような品種が出てくるかもしれませんね。

ハーフムーン系

ハーフムーン

尾びれが180°に開くことが1番の特徴。
尾びれで半月を作っていて美しいですね。

トラディショナルに次いで見かける機会が多い品種です。
「ベタと言ったらハーフムーン」のイメージがあるためでしょうか?

スーパーデルタ

尾びれの開きが180°未満の品種です。

上の図の左のような尾びれをしています。(この図スマホで書きました笑。)

ハーフムーンの選別から漏れた個体が市場に流れているらしく、良い個体が比較的安価に入手することができるため、オススメです

オーバーハーフムーン

尾びれの開きが180°以上の品種。

上の図の右のような尾びれをしています。

こちらはスーパーデルタほど市場での数が少ない印象。
「開きすぎる」よりも「開かない」事の方が多いのでしょうか。
そのため、「オーバーハーフムーンの子が欲しい」となったときに根気よく探す必要がありますね。

ローズテール・フェザーテール・コンノック

ハーフムーンの派生。豪華な尾びれが特徴。


参考:suisaku 山崎浩二コラム

ヒレが大きすぎて疲れてしまうらしい。もし、飼育する場合は普段よりさらに気を使ってあげる必要がありますね。

また、流通量はあまり多くないです。

ダブルテール

尾びれが二つに分かれているのが特徴。あと背びれが大きい。

ハートテール」という名前で呼ばれていることもありますね。
私としてはヒレと体の色が違う個体が特にかわいい。

クラウンテール系

クラウンテール

伸びた軟条(ヒレの骨っぽい部分)が特徴。

ヒレが泳ぎの邪魔にならないらしくハーフムーンと比べると泳ぎが得意でよく泳ぎ回ります。
泳いでる姿もかわいらしいので大きい水槽で飼育してあげたいですね。

キングテール

伸びた軟条が途中で分岐しており先端付近でほかの軟条と交差しているのが特徴。

この品種は名前は良く聞きますが見かけることは少ないですね。

コームテール

軟条がちょびっとだけ膜から飛び出している品種。髪をとかす櫛(コーム)から名前が来ています。

「クラウンテール」と「コームテール」の明確な基準はないみたいです。さらに、パッと見て判断できそうな個体しか流通していなさそう。そのため「軟条の比率は○○が一番良い」という方は探すのに根気がいりそうですね。

プラカット系

プラカット

野性味溢れるベタ。ほかの品種と比べてヒレが短く胴長なのが特徴。

他の品種より色のパターンが豊富。特にマーブル系混合色のプラカットを多く見かけます。

その他の品種

ダンボ

胸ヒレが大きいのが特徴。他のヒレはハーフムーン寄りの印象。

胸ヒレをパタパタというよりばっさばっさ動かして泳ぐ姿がかわいらしい。

ジャンボベタ

大きいベタ。ふつうのサイズより倍くらいあってすごい迫力。

ジャンボプラカットが主に流通している。ジャンボハーフムーンもいるらしいがレア。
プラカットに近しく、胴長の個体が多い印象。

ワイルドベタ

野生のベタ。

品種改良の最後に混ぜるらしい。まず見かけない。

複合系

フルムーン

ハーフムーンダブルテール特徴を持っている。

ヒレを広げたときに背ビレ,尾ビレ,腹ビレで満月のよう、きれいです。
名前はよく聞くのにあまり見かけない品種でもあります。根気よく探しましょう。

プラカットハーフムーン

プラカットのヒレのサイズ感で尾ヒレが180°開く品種。

プラカットハーフムンとしてではなくプラカットとして売られていることもあり、探そうと思うとなかなか見つからなかったりする。

最後に

以上でベタの品種紹介を終わります。最後まで見ていただいてありがとうございました!

あなたのベタ選びの参考になれればと思います。

 

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