せどり 副業 日記

ガンプラ転売を制した「トリスタン」が2021年現在高騰している

こんにちは、滝谷ハジメです。

今回は2020年8月頃にあった
トリスタン転売事件
についてです。

事件のあらすじ的には

情報発信者に騙されたせどり(転売)初心者が出来の悪いキットを買い漁ってしまった。

という内容ですが
どうやら今現在、ガチの利益商品になっていたことが判明しました。

一体何が起きていたのか解説していきます。

トリスタンとは?

今回の登場人物、トリスタンとは
機動戦士ガンダム TWILIGHT AXIS
というWeb小説およびアニメに登場する機体。

アニメの1話はYoutubeで配信されています。
そして、サムネイルの機体がトリスタン。
こうして見ると結構かっこいいですね。

「機動戦士ガンダム TWILIGHT AXIS」で検索するとサジェストに
黒歴史ひどいといった言葉が並びますがここでは割愛。

この機動戦士ガンダム TWILIGHT AXISに登場するトリスタンを

HGUCでキット化したものがこの記事での登場人物。

つまり、この記事でのトリスタンはプラモです。

プラモの出来としてのトリスタン

このトリスタン、プラモの出来としては

クソキット

と酷評されています。

具体的にどこがダメなのかというと古いキットの流用が多いことが一番に挙げられています。

メーカーのBANDAIも企業であるので古いキットで流用できるところは流用したいという話ですね。

しかも、このトリスタン
設定的にはガンダムNT-1の後継機的な扱いであるため造形がかなり似通っています。

写真上:ガンダムNT-1
写真下:トリスタン

脚部のバーニア等、似ていますよね?

そして、ガンダムNT-1のプラモデルが発売されたのが2006年頃

トリスタンが発売されたのが2017年というのを考えると
約10年前のプラモが新しい顔をして登場してきたという訳です。

マニアからはクソキットと称されてもおかしくはないですね。

さらにガンダムNT-1の出来もあまり良いものではなかったとか。

トリスタン転売事件

さて本題。

2020年8月頃にこの出来の悪いキット『トリスタン』が買い占められる事件が起こりました。

当時のAmazonの出品者の盛り上がりもすごいですね。
最大で15人まで出品者が増えています。

トリスタンが標的になった理由

トリスタンが標的になった理由は大まかに2つあります。

1つ目はガンプラ転売というものが世間を騒がせており、
「ガンプラ転売をすれば儲かる」と息巻く人が増えていたこと。

2つ目はトリスタンが新作のゲームに登場することが判明したことです。

ガンプラ転売が流行った

ガンプラ転売というもの自体は割と古い時代からあります。

しかし、ニュースになるレベルで取り挙げられることは少ないのではないでしょうか?

ニュースになり、ガンプラ転売というものを知った人も少なくないと思います。

そのため、
「ガンプラ転売って儲かるんだ、やってみようかな?」
と思った人も多いでしょう。

トリスタンが新作ゲームに登場することが判明した

トリスタンは機動戦士ガンダム Twilight AXISを知っている人でないと分からない訳なんですね。

ちょっと語弊がありそうですが、
トリスタンはそこまでメジャーな機体ではないという事です。

逆にZガンダムとか有名な機体は色々なゲームやメディアに登場しているため知名度が高いです。

そんなマイナー機体のトリスタンがゲームに登場することが判明しました。

ちなみにそのゲームは
機動戦士ガンダムガンダム バトルオペレーション2
PS4,PS5で遊べるゲームですね。

「マイナー機体がゲームに登場!?これは商機。古いキットが売れるな」

と考えた人が居る訳です。

また、情報を流す人も居たみたいですね。
(下のツイートは2021/3/7の日付のためネタツイートですが、文言がガチってますね笑。)

 

・ガンプラ転売が流行った
・トリスタンが値上がりする要素があった

という理由からトリスタンが買い占められてしまったわけです。
クソキットとも知らずに。

2021年現在、トリスタンが高騰している

この記事を書こうとして調査をしていると

トリスタンが高騰している事が判明しました。

これを見た感想は
クソキット高騰してて草
でOKです。

しかもちゃんと売れていますね。

では、なぜ高騰してしまったのかを考察していこうと思います。

なぜ高騰した?

高騰した理由は2つ考えられます。

・転売騒ぎで在庫が尽きた
・出品者側に『トリスタン=情弱が手を出す売れないクソキット』というイメージが定着してしまった

です。

転売騒ぎで在庫が尽きた

一番考えられそうなところですね。

BANDAIはプラモの金型を持っていて、市場のニーズに合わせてキットを再販しています。

つまり、通常のキットであれば限定品と違って
ある程度市場の流通量を調整できるわけなんですね。

とは言え常に生産している訳でもありません。

今回の騒動の様に市場に出回る量が減ってしまうと
限定品と同じ様に需要と供給の関係から高騰します。

転売騒ぎで消費された分、市場の流通量が減り、高騰してしまった。

これが考えられる1つ目の理由です。

また、厳密にはBANDAI版とBANDAISPIRITS版で少し異なります(後述)。

出品者側のイメージが悪くなった

このように割と大きな事件になると出品者側も分かって来るわけです。

トリスタンは稼げないキット

というイメージがついてしまいます。

そのイメージがある故に
リサーチをしない。リサーチをしても無駄。
という思考回路になってもおかしくはないですよね?

もしかしたら「ガンプラ転売そのものが儲からないな」と考える人も出てきたのかもしれませんね。

出品者が少ない場合、価格競争が起こりにくいです。
また、出品者が1人であれば言い値で売れるという事態にもなります。

出品者側に悪いイメージがついて出品者が減り、価格競争が起きにくくなった。
これが2つ目の理由です。

 

以上。
もし、あなたがせどり(転売)に興味の無い方であればこの記事はここまで。

トリスタンと同じように転売ヤーが騙された話を見たいのであればコチラの記事もオススメです。

高騰していてもトリスタン転売に手を出すのはリスクが高い

もし、ここまで読んでくれて、
「へぇ~、良い事聞いたな。トリスタンが儲かるんだ」
と思った方、ちょっとだけ待ってください。

トリスタン転売に手を出す場合、以下の点に気を付ける必要があります。

・Amazonの販売ページが2つあること
・このブログで情報発信されていること

Amazonの販売ページが2つある

トリスタンはAmazonの販売ページが2つあります。

・BANDAI版
・BANDAISPIRITS版
と違いがあります。

この2社の違いは
・2018年以降に製造されたもの
・2018年以前に製造されたもの
の違いです。

また、ロゴが
赤がBANDAI版
青がBAIDAISPIRITS版

https://p-bandai.jp/contents/spirits_info/

販売ページを間違えないように出品しましょう。

ちなみにもう一つの方のデルタトレーサーはこんな感じ。

売れ行きは良いけど利益は少ないイメージですね。

このブログで情報発信をしていること

このブログで情報発信をしているということは
誰でも手に入る情報
ということです。

トリスタンを買ってきてAmazonで売る

これだけで利益が出るのであれば誰でもできそうですね。
リサーチも極小で済むわけです。

しかしここが落とし穴。

誰でもできるものは出品者が集まります。

出品者が増えると何が起こるのかというと
価格競争です。

価格競争になって利益が取れなかった
という事態も全然あり得えます。

沢山の事態を想定しておきましょう。

 

個人的な感覚ですが、1個2個であればやっても良さそうですね。
何十個も縦積みはヤバイです。

まとめ:クソキット高騰してて草

以上、トリスタン転売事件についてのまとめでした。

クソキットと言われたプラモが買い占められてざまぁと言われていたのに

現時点ではキットが高騰していたというのも面白いですね。

もしトリスタンを転売してみようと思った方は
「もしかしたら価格競争になるかもしれない」という可能性を理解して取り組む必要がある。

という話でした。

 

この記事が面白い、役に立った。
と思ってもらえたら嬉しいなあ。

以上です。
最後まで読んでくれてありがとうございました!

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