日に日に寒くなっております。おでんのおいしい季節ですね。
滝谷ハジメです。
今日は先日楽天で水槽立ち上げの際に購入したテトラの水質検査キット『テトラ テスト 6in1 試験紙』を使ってみたので感想や勉強になったことを皆さんに共有できればと思います。
テトラテスト 6in1 試験紙(淡水用)水質検査試験紙 関東当日便 価格:1,490円 |
試験紙でできること
簡単に言うと水中の状態を測定することができます。
具体的に何を測定できるのかというと
・NO2(亜硝酸塩)
・GH(総硬度)
・KH(炭酸塩硬度)
・pH
・Cl2(塩素)
です。
NO3 硝酸塩
水槽のバクテリアが作り出す物質。
魚のフンや尿に含まれるアンモニアをバクテリアが分解して、「これ以上分解できないよ」ってところまで分解された物質のため水替え以外では除去できない。
水槽内に蓄積されると生体に多少の害がある他、コケの原因にもなる。
25㎎/1ℓ以下なら問題にはならない。
NO2 亜硝酸塩
水槽のバクテリアが作り出す物質。
魚のフンや尿に含まれるアンモニアをバクテリアが分解して、NO3になる手前まで分解された物質。
水槽内に蓄積されると生体に害をなす。最悪の場合、死に至る。
0㎎/1ℓが理想。
GH 総硬度
ざっくりいうとミネラルの含有量。軟水とか硬水と呼ばれる水を分けている正体。
カルシウム塩とマグネシウム塩があり、この濃度が高いと硬水,低いと軟水になる。
4°dH~16°dHが淡水魚に適している。
KH 炭酸塩硬度
後述のpHと同じような存在。KHが高いとpHも高くなる。
『1つの事柄を2つの方向から見て精度を高めよう』ということで測定しているのかなと思います。
pH
水素イオン(H)と水酸イオン(OH)の釣り合い。
理科の授業で出てきたアレですね。リトマス試験紙やBTB溶液で測りましたよね、懐かしいです笑。
Cl2 塩素
カルキです。
使ってみた結果
使っている写真
これ↓が
こんな↓色になりました。
ケース横についているカラーから近い色を探します。
測定結果
私の水槽の測定結果は
NO2 : 0ⅿg/1ℓ
GH : 4°dH
KH : 6°dH
pH : 6.4
Cl2 : 0ⅿg/1ℓ
でした。
結論
値から読み取れることは
・NO2の値が低いため、バクテリアによる生体ろ過は十分できている
・GHは4°dHと低めなため軟水寄り、生体に影響はなし。
・KH,pHから酸性寄りの水質
・Cl2の値が低いため、カルキ抜きが十分にできている
となりました。
考察
実は明日、水替えをしようと思っていました。良いタイミングでしたね。(もう少し頻度をあげた方がよいかな?)
ちょっと気になるのがpH。酸性寄りという結果、少しだけ中性に近づけてあげた方が好ましいのかな?(ベタは「酸性がよい」,「アルカリ性がよい」両方の記事を見かけ、どちらも納得できる理由があります。ただ、少なくとも中性であれば間違いはないのかなと思います。)
最後に
試験紙を使うことで現在の水槽の状況を知ることができ、今の飼育環境について何が足りてて何が足りないかを考えるきっかけになりました。
これからもコンスタントに水質測定をしようと思います。特に新しく立ち上げた水槽も気になるため、生体を入れる少し前に測定してみようと思います。
ちなみに私は今、新しい水槽に入れるベタを探していろいろなところをさまよってるところです笑
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!