と思っている方のためにこの記事を書きました。
結論から言うと、WindowsでもiPadをサブディスプレイとして使う事は可能です。
この記事ではWindowsでiPadをサブディスプレイにする方法を書いて行こうと思います。
iPadをサブディスプレイ化する方法は複数あり
iPadをサブディスプレイにする方法はいくつか存在しますが、今回紹介する方法は3つ。
・無料アプリ『Spacedesk』を使った方法
・有料アプリ『Duet Display』を使った方法
・HDMIケーブルで繋げる方法
ちなみに、私が主に使っているのは『Duet Display』です。
『Spacedesk』なら無料でサブディスプレイに出来る
『Spacedesk』は無料のアプリなので「とりあえずサブディスプレイがどんなものか試してみたい」という方にはオススメ。
無料は正義。まずはお試しから。
『Spacedesk』の導入方法
- iPadに『Spacedesk』をインストール
- PCに『Spacedesk』をインストール
- PCで『Spacedesk』を起動しIPアドレスを確認
- iPadで『Spacedesk』を起動し接続
iPadに『Spacedesk』をインストール
アプリ『Spacedesk』をインストールします。
上記リンクから入手することができます。AppStoreで検索してもOK。
PCに『Spacedesk』をインストール
続いてPC側にもアプリを入れる必要があります。
PC版はSpacedeskのHPから直接ダウンロードしてください。
「Download now」をクリックした後に、使用するPCに合わせたバージョンをダウンロード。
最近のPCならだいたい64bit版ですが、念のため今使用しているPCのbit数を確認しておいた方が良いかもしれません。
PCで『Spacedesk』を起動しIPアドレスを確認
PCで『Spacedesk』を起動します。
初期設定ならインジケーターに隠れていると思うのでそこから起動。
起動したら今接続しているWi-FiのIPアドレスを確認します。
上の画像だと赤線を引いた『192.168.1.14』がIPアドレスです。
iPadで『Spacedesk』を起動し接続
後はiPad側で『Spacedesk』を起動して先ほどのPC側で確認したIPアドレスをタップ。
タップするだけで接続可能。あとはPC側の接続設定で表示方法を『拡張』にして好きな位置に持ってくればサブディスプレイ化は完了です。
Spacedeskのメリット/デメリット
以上がSpacedeskの接続方法でした。
Spacedeskを用いたでサブディスプレイ化の1番のメリットは無料でできる事です。
ただ、もちろんデメリットもあってWi-Fiを介して接続しているため若干の遅延があることが最も気なるところだと思います。
ちょっと遅いんですよね。「資料を表示しているだけ」くらいであればそこまで気にはなりませんが、ちょっとしたブラウジングも行うとなると気になってくるレベル。
そのため冒頭の通り、「とりあえずサブディスプレイがどんなものか試してみたい」という方はまずSpacedeskを導入してみて気になるようであれば他の方法を試してみる事をオススメします。
私は昔はFireタブレットにSpacedeskを入れてサブディスプレイとして使っていた事もありましたが、やはり遅延が気になってしまったので今ではあまりSpacedeskは使っていません。また、Fireタブレットは売ってしまいました。
Duet Displayなら遅延は気にならない&導入も楽チン
続いての接続方法は有料アプリ『Duet Display』を使った方法。
Duet DisplayならUSBで直接接続する方法のため遅延がかなり抑えられます。
「Spacedeskだと遅延が気になる」と言う方に是非オススメしたいアプリです。
有料なだけあってシンプルな使い勝手
では『Duet Display』での接続方法を解説していきます。
...と言いたいところですが、実のところ解説するべきほどの事がありません。
一応つなげるまでの手順は以下の通り。
- iPadに『Duet Display』をインストール
- iPadとPCをUSBで接続
- iPadで『Duet Display』を起動し、承認
Duet DisplayはAppStoreでインストール可能。
正直なところ、『Duet Display』をインストールして起動すれば繋がると言ってしまっても全く差し支えありません。そういった意味では有料アプリなだけあって出来が良い。
順を追って解説を見たい方はコチラで解説してくれているので参考にしてみてください。
値段は1840円(2022/4/20現在)。もちろん買い切りのアプリです。
USB接続は賛否が分かれる?
強いて『Duet Display』のデメリットを上げるとするならば、有線接続必須であることがデメリットになり得ます。
USBケーブルを邪魔に思う方も居るかもしれません。
私の今の作業環境はこんな感じ。
暗さも相まって囚人感が否めない。右側に映っているのがUSBケーブル。配置が悪いのは100も承知ですがちょっと気になる。
とは言え、無線接続だとどうしても速度に限界があるので私は有線接続の『Duet Display』が一番良いと思って今も使っています。
HDMI変換アダプタを使う方法
調べてみたところPCにHDMI端子が付いていればHDMI変換アダプタを使う事でサブディスプレイ化ができるようです。
Amazonで2000円程度であれば購入することが可能ですが、余程の事が無い限り先述の『Duet Display』で良いと思います。
また、購入するとしても使用するiPadに合わせた変換ケーブルしなければいけないため注意が必要です。
・無印iPad:ライトニングケーブル
・mini,Air,Pro:USB typeC
今回は以上です。
最後まで読んでくれてありがとうございました!