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知らず知らずのうちに嵌っているかもしれない”サブスク沼”の危険性と対策

近年いろいろなものがサブスクリプションサービスとして登場していますよね。

音楽や動画といったコンテンツ消費のためのサブスクはもちろん、家計簿アプリまでサブスク化する時代です。

そんなサブスクに沼(ぬま)のようにどっぷり浸かって身動きが取れなくなってしまう方も居るのではないでしょうか。

今回はそんな”サブスク沼”についての紹介とどうやったらサブスク沼を避けることができるのかについて書いて行こうと思います。

用語説明

まず簡単な用語説明から。

サブスクは割と勘違いしやすいため定義を再確認します。

サブスクリプション(通称:サブスク)

サブスクリプション(通称:サブスク)とは定期購買型のサービスに対して使われる言葉です。

定期購買とは何かというと月額○○円みたいな感じで定期的にお金を払い続ける必要のあるサービスという事。

元々は雑誌の定期購買を指していた言葉のみたいですね。

ではサブスクの反対は何かというと『買い切り』。

サブスクと買い切りの簡単な比較は以下の通りになっています。

支払い商品
サブスク契約中は永続支払い提供会社のもの
買い切り提示された価格のみ買った人のもの

例えば車の購入はローンを組んで定期的に支払うため「サブスクかな?」なんて思うかもしれませんが、ローンの支払いが終われば商品である車は買った人のものになるため買い切りと言えます。

賃貸住宅もサブスクなのでは?という考え方もあるますが、どうやら最近ではサブスク型賃貸というもの(参考:BIGLOBEハンジョー)も登場してきており割と曖昧。(賃貸住宅はサブスクに当たりそうだが、サブスク型賃貸を推すためにも秘匿されている印象)

正直な話、雑に『サブスク=月額サービス』なんて考えていても実はそこまで間違っていません。

サブスク沼

サブスク沼という言葉自体に明確な定義はありません。

先述のサブスクリプションと「嵌って抜け出せなくなってしまうイメージ」を持った沼を合わせた造語と思われます。

つまり、『サブスクサービスをずっと使い続けてしまう』という意味合いですが以下の2パターンを想像することができます。

①余暇をサブスクの消費ばかりしてしまう
②サブスクをずっと使い続けてしまうため支払い金額が多くなってしまう

①,②共に「サブスク沼」の使い方としては決して間違いではないですが使われる文脈が異なります。

そのため、この記事では②の『サブスクをずっと使い続けてしまうため支払い金額が多くなってしまう』を指してサブスク沼と呼びます

支払い金額が多くなるって何円以上とか基準はあるの?

と思う方も居るかもしれませんね。結論造語であるため基準も何もありません。

しかし、感覚的に分かりやすいように「要らないor不本意なサブスクを契約している=サブスク沼」と定義しようと思います。

サブスクの危険性

サブスクが危険という話はほとんどの方が知っているでしょう。

その危険性について今更ながらざっくり解説していきます。

サブスクが危険である理由は以下の3つ

・月額支払いが少ない
・最終的には高くつく
・使っていなくても同じ料金である

月額支払い額が少ない

「月額支払い額が少ないのはメリットなのでは?」と考えるかもしれませんが、これは大きな落とし穴です。

金額が少ない分、痛みも少ない訳です。

「月に1000円もしないサービスだし...」とサブスクサービスを使っている方は気を付ける必要がありますね。

なぜなら後述、最終的には高くつくから。

最終的には高くつく可能性がある

月額1000円のサービスを1年使った場合は12,000円です。
例えば10年使うと12万円にもなります。

これが高い/安いかの判断基準は個人にゆだねますが、ここにadobeのPhotoshopのサブスク前後の価格を比較してみます。(昔、Photoshopは買い切りソフトだったのにどうしてサブスクになってしまったのだろうか)

・買い切り:92,400円
・サブスク:2,200円/月
(2012年当時の価格 参考:デジカメwatch)

これだけ見るとサブスクの方が安くて良さそうですよね?ただ、計算すると3年半以上使う場合は買い切りの方がお得になります。

買い切りとサブスクを両方提供してくれているときはこうやって「どちらを使った方が良いのだろうか」とか考える事ができますがサブスクのみを提供している場合はそうは行きません。

「ちりも積もれば…」と言う話は本当。自分が使うであろう年月(分からなければ適当に2年とか)で総額を出してみると割高なのか判断ができます

使っていなくても同じ料金

サブスクですからね。例え使っていなくても使いこなせていなくても月額料金は発生し続けます。

契約をしたことすら忘れていても料金が発生します。

これがあるからサブスクの印象は悪いと言っても過言では無いレベルの糞仕様。

昔見かけた「〇か月間使っていなければ自動解約」みたいなものが標準搭載されてくれればもっとサブスクの地位は上がるのに。

 

とは言え「契約したことすら忘れるヤツの方が悪い」という声が聞こえてきそうですね。

実は私も以前契約したことすら忘れていた人間です。

「契約すら忘れた人の方が悪い」というのも一理あります。
そのため、このような危険にどう立ち向かえばいいのか、早い話サブスク沼をどう回避すれば良いのかを次の項目で解説していきます。

サブスク沼の回避方法

大層な事を言っていますがやることは以下の2つです。

・必要なサービスのみ加入する
・出費の確認を怠らない

必要なサービスのみ加入する

必要なサービスのみ加入する。これはサブスクと付き合う上で最も大事な事ですね。

では、具体的に何をもって必要と言うべきか悩みますよね?

仕事で使用しているサービスではまだ要不要の判断は簡単かもしれません。
しかし、娯楽サービスには「必要」という概念を適用するのは難しい

だから私は娯楽サービスのサブスクの必要性を検討するときには以下の3つの要素を元にしています。

・そもそも使うか
・使ってみて楽しかったか
・金額が見合うか

最近ではこの判断基準でAmazonMusicUnlimitedを解約しました。金額が見合わなかったです。

出費の確認を怠らない

出費の確認を怠らなければ全く使っていないサブスクサービスの支払いを見逃さないでしょう。

サブスクをカード払いまたは携帯料金と一緒に払っている方が多いと思うのでスマホで確認できることです。

折角スマホで見れるキャッシュレスのため是非活用しましょう。

ちなみに私は確認することを怠っていたため謎のサブスクサービスの支払いを毎月やっていました

スマホで支払い履歴などを見れますが、逆に言うと確認しなければ全く分からないと言うのはキャッシュレスの弊害かもしれませんね。

 

今回は以上です。
最後まで読んでくれてありがとうございました!

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