今回はベタの話。
Googleなどの検索をする際に「ベタ」にスペースを入れるとサジェストが出てきます。
中でも今回は「ドラゴンテール」についての話。
実はこのドラゴンテールという品種のベタは存在しません。
今回はそんなドラゴンテールについての話です。
ドラゴンテールなる品種は存在しない
「ドラゴンテールって何だろう?」という疑問を持っている方には大変申し訳ありませんが、ドラゴンテールという品種は存在しません。
その根拠は3つ
・ヤフー知恵袋で存在を否定されている
・販売店で検索に引っかからない
・○○テールは尾びれの形状,ドラゴンは色味を指しており矛盾している
ヤフー知恵袋で存在を否定されている
ドラゴンテールという品種はヤフー知恵袋で存在を否定されています。
質問の概要は「ドラゴンテールという名前で売られていましたがベタ実物を見て品種名を判断するなら何になりますか?」というもの
この回答に「ドラゴンテールという品種は居ません」と回答がなされています。
根拠がヤフー知恵袋というのも少し心もとない&2015年の回答のため古い情報ですが、少なくとも1人は「ドラゴンテールという品種は居ない」と主張していることは確か。
検索に引っかからない
ネットでベタを購入するなら恐らく以下の3つでしょう。
(Amazonで生体を購入する方は少ないか)
いづれのサイトで検索をしてもドラゴンテールという品種は見つかりません。
そのため、少なくとも販売されている品種では無いという事が分かりますね。
ドラゴンテールという品種は一般流通していない品種という可能性はゼロではありません。もし、そうだとしても知名度の割に実態が掴めないのはあまりにも不可解。存在しない品種と考えた方が自然です。
○○テールは尾びれの形状,ドラゴンは色味
そもそも論かもしれませんが、ドラゴンテールという名前自身に違和感があります。
本来、○○テールは尾びれの形状を指す言葉として使われますし、ドラゴンは色味を指す言葉として使われます。
逆に、ドラゴン(光沢のある)テール(尾びれ)という意味であれば言いたいことは分かりますが尾びれの赤い品種をレッドテールと言うのと変わりません。
恐らく店舗独自(または勘違い)の品種
以上のことから、ドラゴンテールという品種は存在していなくて店舗が独自に(もしくは勘違いで)名前を付けた品種と考えるのが自然と思われます。
「ドラゴンテールって何だろう?カッコいいのかな?」なんて思っている方には非常に申し訳ない結果になってしまいました。
とは言えドラゴンと呼ばれる品種のベタが居ることは事実です。
ドラゴンと呼ばれる品種は存在する
ドラゴンと呼ばれるベタは存在します。
ドラゴンは光沢のある色を持った品種を指してそう呼ばれており、メインの色と合わせて「レッド・ドラゴン」,「ブラックドラゴン」と言われています。
ファンシードラゴンなんてまたキレイですね。
また、昔は光沢のある鱗が少なくイチゴみたいだったという話もあるためなかなか興味深い。今で言うギャラクシー的な色味だったのだろうか。
現時点でドラゴンテールは存在しないけど…
以上がドラゴンテールと呼ばれるベタが居ない理由でした。
しかし、ドラゴンテールという名前が何だかワクワクしますよね、今後ドラゴンテールと呼ばれるようなベタが登場してくれたら面白いですよね。
その場合、一体どんな尾びれになるのだろうか?またく想像ができないです。
ドラゴンの尻尾ってトカゲの尻尾みたいな形状を思い浮かべる方が多いと思います。
いっそのことアロワナの尻尾のようになるのだろうか?
それともフェザーテールのさらに進化系になったりして。
既存のベタから進化してドラゴンテールが生まれると考えると何だかワクワクしますね。
今回は以上です。
最後まで読んでくれてありがとうございました!