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こたつ机は一人暮らしでは要らない?こたつ机歴10年の私が答えます

新生活になったときに「こたつ」を家具に加えようか迷っていませんか?

こたつ生活を10年続けた私がこたつのメリットとデメリットを解説し、こたつ生活が向いている人/向いていない人を判別しました。

検討の一助になればと思います。

この記事では

・こたつ机は何が便利なのか?
・何が不便なのか?
・どんな人がこたつ生活に向いているのか?

という事について書いて行こうと思います。

こたつ机のメリット

こたつ机のメリットは以下の通りです。

・暖かい&省電力
・湿度低下しにくい
・ごろ寝するには最強
・人と集まるときに真価を発揮
・巷で言われる程掃除は面倒くさくない

1つ1つ解説していきます。

暖かい&省電力

こたつですからね、そりゃ暖かいです。

ただ、見て欲しいのは消費電力。

一人暮らしの場合、エアコンの約1/5の電力で収まるという省電力性能なんです。(参考)

他にも約1/7と紹介しているサイトもあったりと差はまちまちですがエアコンよりも省電力であることは確かでしょう。

それでいてちゃんと暖を取れる程あたたかい訳ですからすごいですよね。

湿度低下しにくい

エアコンを使っていると喉がカラカラになることがあると思います。

喉の乾きは風邪の原因になるため、湿度の低下は極力避けたいですよね?

そう、こたつで湿度低下することはほとんどありません

と言うのもエアコンによる湿度低下はエアコンに湿度を下げる機能が付いている訳では無く、空気中の水分量をそのままに温度を上げているから乾燥している様に感じるという話。(詳しくはダイキン工業のHPで解説してくれています。)

言い換えると、こたつは部屋の気温を温めることが殆ど無いため湿度が低下しにくいという特性があるという事ですね。

ごろ寝するには最強

休日や仕事・学校から帰ってきてからこたつでゴロゴロするのは最強と言っても良いでしょう。

ヨギボーとかあると完璧ですね。人をダメにします。

ごろ寝しながらゲーム、アニメ、ドラマやネットサーフィン。あと飲み物とおやつがあればもはや天国でしょう。

ごろ寝するには最高の環境というのはこたつの一番のメリットと言っても過言ではありません。

人と集まるときに真価を発揮する

こたつが真価を発揮するとき、それは人が集まったときです。

鍋などの料理を複数人で食べるとき、麻雀や人生ゲームなどのボードゲームをプレイするときに最高の環境になります。

逆に、こたつ机の無い家の人に遊びに行くときに何をしようか迷ってしまうレベルで依存していました。

しかも何がすごいって別に冬じゃなくても活躍できるところです。

夏に流しそうめん器を使って流しそうめんを楽しんだり、アイスを片手に麻雀を打つことだってできます。

季節を問わずに複数人で楽しめる事はこたつ机の大きなメリットと言って良いでしょう。

巷で言われる程掃除は面倒くさくない

よく「ハウスダストをため込むから頻繁に掃除した方が良いよ」「でも、こたつは掃除が面倒だから…」なんて言われます。

ハウスダストをため込みやすいのは本当。なぜならこたつ布団の表面積が大きい上に机のように気軽に拭けないから。

では掃除が面倒かと言われると案外そうでもありません

週に1回くらいこたつ布団を上げて床の部分をコロコロで掃除。

月に1回くらい天日干し&布団叩きで全く問題なく使用できていました。

メリットというよりはデメリットと言われるものに対する反論。

こたつ机のデメリット

続いてこたつ机のデメリットを紹介していきます。

こたつ机のデメリットは以下の通り。

・部屋のデッドスペースが増える
・他の机が置けない
・作業に集中できない

こちらもそれぞれ解説していきます。

部屋のデッドスペースが増える

部屋のデッドスペースが増えるって何?と思うかもしれませんね。

こたつは基本的に四角い机のそれぞれの辺から入れますよね?逆に言うとそれぞれの辺から入れるように常に約一人分の隙間を開けておかないといけません

これが意外と厄介で「一か所壁にベタ付けしちゃお~」とかできない訳です。仮に1人しか使わないなら別に良いですが、自分以外にもこたつ机を使う場合は開けておかないと使えませんよね。

最近では1人用こたつが販売されているため、そういった1人用こたつであれば何も問題無いかもしれませんね。

しかし、1人用のこたつの場合先ほどの人が集まったときに真価を発揮するというメリットが失われてしまうため一長一短。

そして普通の天板が正方形のこたつはデッドスペースが増えることは確実にデメリットと言って良いでしょう。

他の机が置けない

こたつ机を置くことで他の机を置くスペースが確保できなくなります。先ほどのデッドスペースが増えるデメリットの延長みたいなものですね。

他の机、特にイスに座って使うようなデスクを一人暮らしの部屋にこたつと共存させるのはなかなか厳しいものがあります。そして、それは大きなデメリットです。

なぜなら、後述しますがこたつ机では作業に集中できないからです。

作業に集中できない

こたつで何か作業しようとすると集中力が削がれます。

早い話がローテーブルは集中する作業に向いていない訳ですね。

理由はコチラの方が解説してくれています。

2020年の秋からブログを始めた私はこたつ机でブログを書き続けていましたが限界がきました。

今までこたつ机で集中するようなことを頻繁にやって来なかったからかもしれませんね。

「仕事は家に持ち込まない」「勉強は外でやる」という方には無縁かもしれませんが、そうでない方にとって大きなデメリットになります。

まとめ:こたつ導入は慎重に

以上、こたつのメリットとデメリットでした。

まとめると

・暖かい&省電力
・湿度低下しにくい
・ごろ寝するには最強
・人と集まるときに真価を発揮
・巷で言われる程掃除は面倒くさくない

・部屋のデッドスペースが増える
・他の机が置けない
・作業に集中できない

でした。メリット・デメリットを加味し、こたつ生活が向いている人と向いてない人を解説していきます。

こたつ生活が向いている人

こたつ生活が向いている人は

・省電力で暖を取りたい
・エアコンの湿度低下で体調を悪くしたくない
・最高の環境でごろ寝をしたい
・友人を家に呼ぶ機会が多い
・部屋が広いorこたつのためならスペースを開けられる
・家で集中する作業がない

という人です。

中でも「友人を家に呼ぶ機会が多い」,「家で集中する作業がない」という方にはかなりオススメ。

こたつ導入を検討するのは十分にアリな選択肢でしょう。

こたつ生活が向いていない人

こたつ生活が向いていない人は以下の通り

・暖を取るためには多少のお金は払える
・エアコンの湿度低下は気にならない
・友人を家に呼ぶ機会が少ない
・部屋が狭い
・家で集中する作業がある

です。

特に「家で集中する作業がある」場合は致命的。私は一年我慢しましたがやはり無理でした。

他にも「友人を家に呼ぶ機会が少ない」という方もこたつを導入するメリットが薄いためこたつで生活が変わることは少ないでしょう。

 

今回は以上です。
この記事がこたつ導入を検討する材料になってくれたら嬉しいです。
最後まで読んでくれてありがとうございました!

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