スマートウォッチはもう世間にすっかり浸透していますよね。
私はかれこれスマートウォッチを1年以上愛用しています。
しかし、世の中には「スマートウォッチ不要論」なるものが存在します。
この記事では
・スマートウォッチが不要と言われている理由
・それでもスマートウォッチを付ける理由
を解説していこうと思います。
スマートウォッチが不要と言われる理由
と言われてしまう理由は以下の通り。
・高い
・見栄が張れない
・機能がショボい
・普及しすぎている
・結局使わない
それぞれ解説していきます。
スマートウォッチは高価...?
スマートウォッチは高価と言われています。
確かにapple watch series7の高価なモデルは約8万円するため高価ではあります。
しかし、他の会社が出しているスマートウォッチを探せば数千円で購入できる訳です。
それでも「高い」と思う人が居る訳ですから、高い事が問題なのでは無く「価格に見合った価値を感じない」ことがスマートウォッチ不要と言われている原因という話。
ではなぜ「価格に見合った価値を感じない」のか。次の項目からより深堀して解説していきます。
スマートウォッチじゃ見栄を張れない
人は見栄を張りたい生き物です。
そして、腕時計に求められる見栄のステータスは以下の2つでしょう。
・金額
・歴史(ストーリー)
私は高級腕時計に明るくないので詳しく語ることはできませんが、高級腕時計であれば100万円なんてすぐ超えてしまう代物です。
そして、その高級腕時計を身に着けられること自体がその腕時計の価値と言っても良いでしょう。
また、「歴史上の人物○○が愛した腕時計」なんて売り文句についつい惹かれてしまうのも理解できると思います。
対してスマートウォッチはどうでしょうか?
金額は高くても8万円、最近出てきたため歴史も浅い。「最新モデルだぜ/健康に気を使ってます」くらいしか見栄を張るポイントがありません。
腕時計に見栄を求める方にとってはスマートウォッチに価値を感じにくいでしょう。
機能がショボいと思われても仕方ない
スマートウォッチが要らないという方はスマートウォッチを過度に期待しているかもしれません。
スマートウォッチだけができる事と言えば「健康管理」くらいのもの。
他の機能はだいたいスマホで代用が効いてしまいます。
なんて落胆してもおかしな話では無いですよね。
動画が見れたり、体が勝手に動いたり、火炎放射が出たり、麻酔銃が飛び出したりすることはありません。
「もっとスマートウォッチだけにできる機能が無いとそこまで価値を感じないなぁ」と思ってしまうと言う話。
スマートウォッチは一般化している
調べてみたところ、2021年時点でのスマートウォッチの普及率は約9.4%とのこと。
出典:MMRI
平たく言えば10人に1人はスマートウォッチを付けている訳です。
10人に1人と言われるとあまり多く感じないかもしれませんね。
しかし、10人に1人がG-Shockを付けているイメージだとしたらどうでしょう。
人間は普通でありたいと思う一方で、特別でありたいと思うなんともわがままな欲求を持った生き物です。
なんて思ってもおかしな話ではありません。
特別感が欲しいとき「みんなが持っている」というのは価値を感じない理由になりますよね。
結局使わない
スマートウォッチは道具にすぎません。そのため、使わなければ価値を感じる事はできません。
ではなぜ使わなくなってしまうのか、以下の理由が考えられます。
・普通の時計との使い分けが面倒
・充電が面倒
身だしなみに厳しい方と合う時は普通の時計の方が相応しいですよね。
そのため使い分けをしますが、使い分けをしていると面倒くさくなってしまいます。
また、バッテリー持ちが悪いスマートウォッチを使うと2日に1度(ひどいと毎日)充電をしなければならないため、面倒で使わなくなってしまう訳です。
さらに言えば、スマートウォッチだけができる機能が「健康管理」とイマイチパッとしないため、面倒に感じてから使わなくなってしまいます。
それでもスマートウォッチを使う理由
ここまでスマートウォッチ不要論を書いて来ましたが、私はそれでもスマートウォッチを付け続けています。
なぜ付けているのかと言うと以下理由があるからです。
・通知飛ばしが便利
・健康管理において右に出るもの無し
・安い
・他に付けるものが無い
こちらもそれぞれ解説していきます。
通知飛ばしは最高に便利
もしスマートウォッチを持っていてスマホの通知を飛ばす機能を使っていない方はスマートウォッチをただの時計として扱っていると言っても過言ではありません。
特に頻繁に電話がかかってくるような方であれば「いつの間にか着信が来てた」みたいな状況は避けられる訳です。
私は着信やメールの通知は気が散るので飛ばないようにしていますが、唯一スマホの通知が飛ぶようにしているアプリがあります。
それはToDoリスト。
自分で予定を入れておくだけの単純なアプリですが、単純ゆえにその効果は強力。
入れた予定の時間になるとスマートウォッチで知らせてくれます。
そのため
・何しようと思ったんだっけ?
・昨日やろうって決めたのに結局できなかった
・やらなきゃいけないのは分かってるけど後回しにしてしまった
みたいなことが無くなります。
無料で使えるので是非オススメのアプリです。
健康管理はスマートウォッチの特権
先ほどからショボいショボいと若干バカにしてきた「健康管理」という機能。
確かにショボいかもしれませんよね。「近未来的なデバイスなのに万歩計かよ」ってツッコミをしたくなる気持ちも分かります。
しかし、健康管理はスマートウォッチ以外でやろうとするとそちらの方が難しいです。
四六時中心拍数を測ってくれたり、睡眠時間や質を測定してくれるデバイスは他にありません。
自分の睡眠時間が十分なのか?質はどうなのか?と気にならない方の方が少ないでしょう。
私は最近消費カロリーを見るようにしていますが、これもまた面白いものです。
安いから選んだスマートウォッチ
スマートウォッチは安いです。だから私はスマートウォッチを選びました。
ただ、本当に安い腕時計であれば千円で買えてしまいます。
しかし、それでもスマートウォッチを選んだのは”多機能で安かったから”です。
多機能腕時計の定番と言えばG-Shock。G-Shockはゴツイ見た目がカッコいいですよね。
しかしこのG-Shock、1万円です。
G-Shockはカッコいいと思いますが1万円払って使いたいは思わなかったので、さらに安いスマートウォッチを選んだという話。
他に付けるものが無ければスマートウォッチ
私は腕時計に対するこだわりがありませんでした。
なんて考える事もありません。
つまり、何でも良かったノーマークのところにスマートウォッチが入り込んできた訳です。スッと受け入れる事が出来ました。
もし、私と同じ腕時計に対するこだわりが無い方であればスマートウォッチをオススメします。
ネットで見かけるスマートウォッチ論争への意見
ネットでスマートウォッチに対する以下の意見を見かけます。
・スマートウォッチでマウント合戦から逃れられる
・スマホ無し操作が便利
・なぜか触れられないバッテリーの話
それぞれに私の意見(偏見)を綴っていきます。
マウント合戦ってそもそもある?
『スマートウォッチでマウント合戦を回避』みたいな話がありますが、私は2つの意味で無意味だと思っています。
1つ目は「そもそも周りに腕時計でマウントを取る人物を見た事が無い」ということ。
これに関しては私の所属しているコミュニティや人物によるものが大きいかもしれません。
確かに良さそうな時計をしている人は周りに居ますが、「滝谷クンも社会人なんだから良い時計しようよ」なんて言う人には会ったことがありません。
そう、そもそもマウント合戦が起きていない訳。
2つ目は「スマートウォッチにしたところで回避できていない」と言う事。
スマートウォッチにして「私は健康を気遣う事ができるんです」と言ったところで「金額マウント」から「健康マウント」でマウントを取ろうとしていると思われてもおかしな話ではありません。みずから戦闘を仕掛けている訳。
それに、逃げたところで追う人は追います。
結局のところマウントはどこであっても起こってしまいます。回避は不可能と言っても良いでしょう。
スマホ無し操作は便利、でも機種次第
スマートウォッチでスマホの一部アプリを操作することができます。
たとえば
・LINEに定型文で返信
・音楽の再生/停止/スキップ
という機能、非常に便利だと思います。
しかし、機種によってはその機能を使う事ができません。
そのためスマートウォッチを選ぶときは上記のような機能の有無を確認しておくことをオススメします。
あまり触れられないバッテリーの話
スマートウォッチの話になるとバッテリーの話はあまり話されません。
それもそのはず、機種や使用期間でバッテリー持ちは大きく変わるから。当たり前と言えば当たり前ですよね。
バッテリー持ちの良い機種,悪い機種、へたりやすい機種があるため、良さそうなスマートウォッチを見つけたらバッテリー面を調べてみる事をオススメします。
最後に、私の使っているスマートウォッチを紹介
最後に私が愛用しているスマートウォッチを紹介します。
私が使っているのはXiaomiのmiband5です。
最近新型のmiband6が登場しました。
5よりも6の方が若干高価。miband5とmiband6の比較は別の記事で行っているため、気になった方は読んでみて下さい。
今回は以上です。
最後まで読んでくれてありがとうございました!