友人がミナミヌマエビを譲ってくれるとの事なのでベタと混泳させてあげようと計画中。
しかし、ネット上では
・エビはベタの餌だから混泳はNG
・混泳可能。実際にできている
といった相反する情報が出ています。
そのため今回はエビとベタの混泳についてまとめました。
・混泳で注意した方が良い事がある?
といった疑問を持つ方の役に立てればと思います。
それでは、始めて行きましょう!
はじめに:混泳可否は個体差
最初に言っておかなければいけないことは
「昨日まで大丈夫だったのにいきなりダメになった。」という可能性も十分にあるという訳ですね。
ベタもエビも生き物で個性や気分・体調がありますからね。
混泳OK/NGそれぞれの理由
混泳できる,混泳できない両方の主張にそれぞれちゃんとした理由があります。
それぞれの理由を見て行きましょう。
混泳NGの理由
混泳NGの理由として挙げられるのは
・エビ,ベタともにストレスがかかってしまう
の2つです。
エビが食べられてしまう
アクアリウム情報サイトさんでも『エビはベタにとって餌』と書かれています。
また、Youtubeでもベタがエビを捕食している動画もあります。
野生のベタは水たまりのような浅くて流れの無い水に生息しています。
そのため、エビの生活圏と被っていて、遺伝子レベルで餌と思ってしまうのかもしれませんね。
エビ,ベタにストレスがかかる
先ほどの様にベタはエビを食べます。
人間で言い換えればトラと同じ部屋で生活しているようなもの。
落ち着いて居られる訳ありませんよね?
「エビがずっと威嚇(バンザイポーズ)をしていた」という話もありました。
また、ベタも餌では無くても自分のテリトリーに違う生き物が居ると興味や敵意を示します。
私の水槽ではベタとオトシンクルスが混泳していますがオトシンクルスがたまに追われています。
オトシンクルスについての記事はコチラ。
混泳OKの理由
混泳OKで挙げられる理由は
・隠れ家があればエビが逃げ込める
・ベタの口より大きければ食べられにくい
です。
ベタの口より大きければ食べられにくい
ベタの口に入らないサイズのエビであればベタが食べ物だと思わないため食べられない。
という論調。
私はこの理由は100%の納得はできていません。
なぜなら、ベタですからね。
まず1つ、「口に入る」と言っても割と大きく口を開くことが出来ます。
次に「口に入る」と判断しているのがベタであるため、飼い主とベタの間で差があってもおかしくない事。
この2つの理由から「口に入る/入らない」で決めるのはナンセンスと考えます。
ただし、大きいエビを選びましょう程度の話なら参考にする価値は十分にありますね。
↑ ミナミヌマエビ
小 レッドビーシュリンプ
サイズ感的にはこんな感じ。
隠れ家があればエビが逃げ込める
これはベタがエビを食べてしまう可能性を考慮して言っている訳ですね。
逆に言うと隠れ家が準備できないと食べられる可能性が高まります。
隠れ家としてはレイアウト込ですが水草が良く使われています。
パールグラスとか良さそうですね。入り込んでしまえば全く見えません。
出典:水草動画ブログ
まとめ:混泳させるなら注意を払おう
以上、ベタとエビの混泳可否についてでした。
一言でまとめると
また、エビのサイズは大きいと尚可。
という話でした。
大きいエビで隠れ家があれば絶対大丈夫という訳では無いため、普段の飼育の中でよく観察してあげる必要があるという事ですね。
今回は以上です。
最後まで読んでくれてありがとうございました!