こんにちは、滝谷ハジメです。
今回はこの前の記事『【ガンプラ作成①】本業も副業も模型も”準備”が全て』の続きです。
主にゲート処理。
ガンプラに触るのも一体何年ぶりくらいだろうと思うほど久しぶりだっためゲート処理ですら新鮮な体験です笑
今回はゲート処理に大事なものをまとめてみました。
それでは始めて行きましょう!
ゲート処理とは?
簡単に言うとプラモデルのパーツをキレイに切り取る作業
用意するものは
・プラモデル
・ニッパー
・紙やすり
です。
・ランナー :黄線部
・ゲート :青線部
・パーツ :赤丸部
元の画像
パーツとランナーを繋いでいる”ちょびっ”がゲートです。
手順1:パーツをランナーから切り離す
ゲートをニッパーで切ってパーツをランナーから切り離します。
ある程度ゲートを残して切れば取り返しの付かない失敗はしなさそうです。
また、ランナーがは狭いスペースにある場合、ゲートを切って切り離してから後でゲートを切る方法の方がキズが付かない。
パーツを切り離したときはこんな感じ。
赤丸部にゲートが残っていますよね。次はこれをデザインナイフで取っていきます。
手順2:デザインナイフでゲートを削る
デザインナイフは簡単に言うと細かい作業が得意なカッターナイフです。
100均で割と使えるものがあります。
タミヤ製のものもあったり。
ゲートの削りはパーツ本体に傷が入らない程度に行います。
「ちょっと削りにくい」と感じる個所は削れるところだけ削って次のやすり掛けに行った方がよさそう。
ゲートを削った写真。目立たない程度にはなっている。
やすり掛け
ゲートの生えていた部分とパーツが一体になるようにやすり掛けをします。
私は紙やすりを使用。
ホームセンターで購入した#400でやすり掛け
パーツによっては上のようにヒケ(凸凹)があります。
ある程度は製造過程で生じてしまいますが、気になったらヒケごと整えてしまいましょう。(私は気になったので整えました。)
#400でやすり掛けしたら次は#600,#800と番手を上げていきます。
塗装をするなら#800くらいで気にならない程度になったはず(昔の知識)。
塗装をしない場合、#1000,#2000と上げてコンパウンドで仕上げて整えるのもあり。
ゲート処理で注意した方が良いこと3点
注意した方がよいことは
・ニッパーは精密ニッパーが好ましい
・やすりが予期せぬ個所に当たってキズになることがある
・根気が必要
です。
ニッパーは精密ニッパーが好ましい
ちょっとしたワイヤーを切る為に家に置いてあるようなニッパーでもパーツの切り離し自体は可能ですが、精密ニッパーを使うだけの理由はあります。
まず、精密ニッパーの方がより端っこで切れます。
そのため、ゲートをニッパーで切り離した段階でゲートを大きく除去できます。
また、基本的に精密ニッパーは普通のニッパーと比べて小さいです。
そのため、小さなスペースに入れてゲートを切ることができます。
私は今、家にある適当なニッパーでゲート処理をしていますが、
正直言うと『精密ニッパーを購入すれば良かった』と思っています。
今のケンプファーはこのニッパーですべて組み上げます。次回作は精密ニッパーで作って使用感を比べてみようかな?
やすりが予期せぬ個所に当たってキズになることがある
写真を見た方が早いでしょう。
上の写真の赤丸部がゲート処理をした場所です。
そして黄丸部が思わぬキズです。
やすり掛けをしていない個所にやすりが当たっていますね。
やすり掛けの最中に手元をしっかり見ていないため起きました。
また、やすりのサイズが少し大きかったことが原因の1つです。
小さめの紙やすりを使って、手元をよく見ることが対策です。
手が大きい方や小さいパーツをやすり掛けする時は...気を付ける必要がありますね!
根気が必要
「ここに来て根性論かよ!」と思われても仕方ありません。
しかしある程度の根気は必要。
私は1つのパーツに#400のやすりを掛け終わるまでに約5分かかりました。
HG(ハイグレード)のガンプラですらパーツ数は余裕で100は越えます。200行くのかな?
1つ5分として単純計算で500分、多く見積もって1000分ですね。
時間にして8~16時間(ガバガバ計算)。
もちろん、慣れてきてスピードが上がったり、ゲート処理が不要な個所を見極められるようになって来れば時間も短くなりますね。
「作っちゃお!」くらいの気持ちだと心が折れてしまう可能性がありますね。
多分昔の私はこれでやめたと思われる。
根気は気合と情熱から生まれます。頑張りましょう。
私も頑張ります。
ちなみにMG(マスターグレード)はかなりパーツ数が多いです。
中でもフルアーマー系のMSのパーツ数はダントツに多い。
ディープストライカーはなんとパーツ数が約600!!
今回は以上です。
最後まで読んでくれてありがとうございました!