こんにちは滝谷ハジメです。
今日は全頭リサーチの必要性について書きます。
結論から言うと
全頭リサーチは必要ないが「全頭リサーチするぞ」くらいの意気込みは必要
です。
では、なぜそのような結論になったのか解説していきます。
全頭リサーチとは?
主に店舗せどりでのリサーチをする際に使われる言葉です。
『店頭にあるすべての商品をリサーチする』という意味で使われています。
商品の相場,どれくらい売れているかを調べることです。
これを調べておけば利益が出る商品を仕入れることができるため
せどりを行う上では必須の行為です。
全頭リサーチが必要とされてる理由
全頭リサーチが必要とされる理由はおよそ以下の通りです。
・違和感に気づけるようになる
簡単に言ってしまうと
「初心者だと何が高くて何が安いか分からないからとりあえず全部調べとこ」
ということです。
これだけ言われると納得してしまいそうですが、続いて不要とされる理由を紹介します。
全頭リサーチが不要とされてる理由
全頭リサーチが不要とされる理由は
・商品知識があればわざわざ店頭で調べなくても良い
です。
簡単に言ってしまうと
「全頭している時間があれば事前に調べとこうよ」
ということです。
どちらの言い分に従うかはさておき、
一旦全頭リサーチのメリットとデメリットを比較してみましょう。
全頭リサーチのメリット・デメリット
メリット
メリットはどんな商品がどんな値段で売られているかが把握できる
これにつきます。いわば商品知識と相場感の両方を養うことができます。
また、全頭リサーチをすればほぼ確実に利益商品を見つけることができるでしょう。
デメリット
1番のデメリットは膨大な時間がかかることです。
一人で行う場合、小さい家電量販店程度であっても8時間で足りるか分からないほどです。
ドン・キホーテは8時間ではほぼ確実に不可能でしょう。
また、初心者の内は人が多い店舗の場合、人目が気になることもあると思います。
論点
全頭リサーチの要否を分ける論点は
「初心者の商品知識・相場感をどのように付けるか」
です。
つまり、初心者の商品知識を付ける良い方法があれば全頭リサーチは不要ですし、
特にこれといった方法がなければ全頭リサーチは必要となります。
初心者の商品知識・相場感の付け方
私は初心者の商品知識・相場感をつける方法として、
カテゴリ内全頭
を推奨します。そのため全頭リサーチは不要と考えています。
カテゴリ内全頭とは?
文字通りカテゴリ内で全頭リサーチをする方法です。
(厳密には全頭ではないですが、言いやすいため全頭としました。)
カテゴリというのは店舗毎違っていますが家電量販店でのせどりを想定したときに
調理家電,PCパーツ,OA用品,掃除機...等々
ある程度の区切りをつけることができます。
この区切りの中で全頭リサーチをします。
カテゴリ内全頭のメリットとデメリットは
・調べたカテゴリの商品知識や相場感を養える
・全頭リサーチと比較すると遥かに短い時間(1時間程度)でリサーチを終えることができる
・調べていないカテゴリの商品知識や相場感は一切養われない
です。少しづつ区切って調べていけば商品知識を少しづつ養うことができるため私はオススメしています。
次にどのカテゴリをリサーチするかというと、
区切ったカテゴリ毎に適当に5商品くらいリサーチしてあたりをつける
くらいで良いでしょう。
また、カテゴリ内全頭は短時間で終わらせることができるため、複数の手法を組み合わせることができるのも強みです。
まとめ
まとめると
・全頭リサーチは非常に時間がかかる
・全頭リサーチは初心者の商品知識の付け方の方法の1つに過ぎない
・カテゴリを区切って全頭がオススメ
です。
以上、せどり初心者に全頭リサーチは必要?でした。
全頭リサーチは言うは易く行うは難しの典型です。
そのため、全頭リサーチはせどりのコンサルや情報発信者がよく使う方法論になっています。
コンサルや情報発信者が「全頭リサーチをしろ!」と言うことはとても簡単です。
しかし、情報を受けとった方が行うのはとても難しいです。
私の提唱したカテゴリ内全頭であればやる側の負担が少ないため実践しても良いかと思います。(ただし、言葉の中に全頭とある通りある程度のリサーチは必要です。)
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!
・1店舗内で複数カテゴリを全頭
→複数カテゴリの商品知識を養える・複数店舗で同一カテゴリを全頭
→1つのカテゴリの商品知識をより深く身に着けることができる
&店舗の特色を把握しやすくなる