こんにちは、滝谷ハジメです。
昔にやったことがあるかもしれない遊戯王についての話です。
現役のプレイヤーも多いのではないでしょうか?
今回はその遊戯王の転売について書いていこうと思います。
そして、私自身は遊戯王の転売はやっていません。
”なぜやっていないのか”の理由も含めて解説していきます。
それでは、始めて行きましょう!
『トレーディングカードの転売は儲かる』はホント
トレーディングカードの転売は儲かる、これはガチです。
そして、これは遊戯王に限った話ではありません。
転売業を組織化したといっても過言ではないカードショップが日本中にあることからも
十分に利益になり、商売になり得るということが見て取れますね。
「本当に儲かるの?」という方のため、有名な話を一つ。
MTGのブラックロータスというカード。
このカード、今の取引価格は3000万円とのこと。
最初は普通のカードとして売られていたことを考えてもまさに驚愕。
また、こんな気になるツイートを発見。
【商品情報】[PLD]《Black Lotus(2ED)》 の、ここ数年の晴れる屋での価格推移:
2010年⇒65,000円
2013年⇒128,000円
現在⇒180,000円
未来⇒???円
お求めはこちらから!→http://t.co/uHTbVlyMEl(伊藤航)— 晴れる屋 (@hareruya_mtg) February 28, 2014
もはや投機商材ですね笑。
MTG(マジックザギャザリング)や遊戯王以外にも
ちょっと前にはポケモンカードとかもありましたね。
また、トレーディングカードの転売が儲かることを逆手に取って
「これが儲かるよ」というニセ情報が流れていたりとひどい有様です。
MTGのニセ情報の件についてはコチラでまとめているのでよかったらどうぞ。
話を戻します。
『なぜカードゲームって儲かるのか』というところが気になるところですよね?
なぜ儲かるのかというと
・カードのため場所を取らない
・希少性が高く、利益率が高くなりやすい
・購入する人が居る
という点があげられます。
カードのため場所を取らない
トレーディングカードは文字通り”カード”です。
そのため、最小単位の1枚であれば1枚の紙です。
つまり、輸送費を限界まで落とすことができます。
メルカリがカードの販売で猛威を振るっている理由の1つと私は思っています。
また、保管のスペースも小さくて済むという利点もあります。
輸送と保管の両方の面から経費を低く抑えることができます。
商品が小さいということはそれだけで大きなメリットであるということですね。
希少性が高く、利益率が高くなりやすい
カードゲームは基本的に新しいパックを出し続けています。
そのため、もう市場に出てこなくなる(絶版になる)カードも少なくありません。
絶版になったカードは期間限定品と言い換えることもできますよね?
期間限定の商品は希少性が高いです。
なぜなら「もう二度と手に入らない」ため、
ちょっと高いお金を出しても買う価値があると判断してくれるからです。
そしてカード自体の単価は高くない上、
先ほどの輸送・保管費を抑えることができるため、
結果として利益率が高くなるということです。
また、あまりにも人気が高いカードであれば再録と言って
カードを再販してくれることもあります。
購入する人がいる
購入してくれる人が居ることで市場が成り立っています。
そして、昔カードゲームをやっていた人が大人になり金銭的に余裕が出てきたときにコレクターとして買うこともあります。
先ほどのポケモンカードの例
「ポケモンカード!昔やってたな~懐かしい。」
と思ったりしませんでしたか?
トレーディングカードの市場が盛り上がっているのは
このような「昔カードゲームをやっていた大人」に支えられている側面もあります。
「子供が遊ぶものだぞ」と思う方もいるかもしれませんね。
なんと遊戯王は大人用と子供用で別れています。
子供用の遊戯王『ラッシュデュエル』
https://www.konami.com/yugioh/rushduel/
子供用のカードはコレクター向けのカードが少ないため、
先ほどの「昔やっていた人」の分ボリューム層が少なく高騰しにくい特徴があります。
買取店で調査してみたところ
ラッシュデュエル:最大6,000円
遊戯王:万越え多数
という結果でした。
この結果からも住み分けができていそうと推測できますね。
単に人気がないと捉えることもできますが...
参考:フルアヘッド
このように敷居が分かれていれば悲しい思いをする子供は減るはずですね。
以上がトレーディングカードの転売が儲かる理由でした。
これだけ聞くと「いっちょやってみようかな?」と思うかもしれませんね。
しかし、私はカードの転売はしていません。
なぜならこれにはデメリットがあるからです。
次はデメリットを紹介します。
カード転売のデメリット
カード転売のデメリットは1つ
情報収集が大変である
ことに尽きます。
遊戯王で発行されたカードの数は
2019年の情報で1万種とのこと。
めちゃくちゃ多いです。
しかも、カード単品だけでなくパックやボックスで利益が出る可能性があります。
そのため、どれが利益が出るのかわからない場合、
全てにリサーチをする必要があるわけです。
そのため、カード転売に1番必要なものは
「どのカードが利益になるのだろうか?」という知識です。
そして、その知識を手に入れるために必要なのは
情熱と言っても過言ではないでしょう。
カード転売に必要なのは情熱
そう、情熱が必要です。
あくまで商売ですからね。
「ちょっと買って利益がウマい!!」とはなりません。
入念なリサーチが必要になります。
現役でカードゲームをやっている方であれば
「今度発売される新パック熱いんだよな」とかが肌感覚でわかる訳ですから。
甘い考えだと、まず勝負にならないんですね。
そう、カードをただの投機商材としてしか見ていない場合、
転売に手を出すのは難しいと断言します。
すべてにおいてかもしれませんが情熱は大事です。
上記にリサーチ方法を載せました。
興味があったらやってみても良いかもしれませんね。
私はできませんでした。
遊んだことがあっても現役でないため湧き上がるものがないんですよね。
ちょっとだけサーチをして投げ出した記憶があります。
家電の方が
「これって型番違うけど何が違うのかな?」
「そもそもこれって何ができるの?」
「旧品番から変更になったところは?」
「どのような人がターゲットなのかな?」
と想像を膨らませることができ、それが1種の原動力になっていたところがありました。
利益になっても私はできない。それが私の見解です。
まとめ
以上、カード転売についてまとめてみました。
いかがでしたでしょうか?
まとめると
<カード転売が儲かる理由>
・カードのため場所を取らない
→輸送費、保管費を抑えることができ、有利です。
・希少性が高く、利益率が高くなりやすい
→ほとんどのカードが期間限定といっても過言ではありません。そのため、希少性が高いです。
・購入する人が居る
→「昔カードゲームをやっていた」という人に市場が支えられています。
<カード転売のデメリット>
情熱が必要。好きでなければ情報を得ることすら苦痛になり得ます。
という話でした。
「カードゲームが好き」という方であれば挑戦してみる価値は十分にあります。
もし、「儲かるらしいからやってみようかな?」という場合
ある程度の覚悟をもってから行うことをオススメします。
興味の薄いことの情報を得るのは本当に大変です。
この記事があなたの役に立てれば幸いです。
以上です。
最後まで読んでくれてありがとうございました!