昔は「ニートは1日1ターン制」とか言われていました。
しかし、普通に社会人をしていても1日1ターンを感じる方は少なくないと思います。
この記事ではそんな1日1ターン制の改善するための方法を紹介していきます。
1日1ターンを改善することで「やろうと思っていたができなかったこと」ができるようになるのでぜひ実践してみて下さい。
1日1ターンとは
「そもそも1日1ターン制って何?」という方のためにちょっとした解説。
超簡単に言えば『1日1ターン』とはやりたいことややるべきことがあるのに、何か別の事を少ししただけで動きたく無くなってしまう事を指します。
たとえば
- 仕事が終わったから今日はなにもしない(できない)
- 買い物に行ったから今日はなにもしない(できない)
- やろうと思ってはいたけれどもしない(できない)
みたいなことです。
それはまるでポケモンやドラクエ、FFと言ったRPGゲームのターン制バトルの如く、1日(1ターン)に1度しか行動できないという訳ですね。
1日1ターンを改善するための7つの行動
それでは早速1日1ターンを改善するための7つの行動を紹介していきます。
それぞれの効果についてはもちろん個人差があると思いますが、私自身が身をもって体験しています。
- 習慣にする
- ToDoリストを使う
- 「やるべき」ではなく「やりたい」にする
- 1回だけ、少しだけやってみる
- 複数ターン動く人が居る事を知る
- 暇つぶしをやめる/減らす
- 火を付ける
それぞれ解説していきます。
習慣にする
正直なところ、この”習慣にする”が基本にして奥義。全ての小手先のテクニック以上に強力です。
例えば『仕事をしているけれども仕事が終わったら何もできない』という仕事だけで1ターンを過ごしている方が居るとしましょう。
冷静に考えるとその仕事を毎日行えている事自体がすごいと思いませんか?
なんて思う方も居るかもしれませんね。
しかし、仕事を辞めたら生きていけない事はありません。別の仕事をすれば良いだけですし、もっと良い条件の会社であれば仕事の量や時間自体も減らすことが可能になるでしょう。
それでもその仕事を続けられているのは、その仕事が習慣になっている事に他なりません。
仕事以外も同様。習慣にさえなってしまえばどんなことであれ1日1ターンの外に出れてしまう訳です。
私の実例を出すと
といった事は習慣化したことで続けられるようになりました。
と思うかもしれませんね。そのための方法を紹介します。
これから紹介する残りの6つは言い換えれば習慣化するための方法と言っても過言では無いでしょう。
ToDoリストを使う
あなたはToDoリストを使っているでしょうか?
もし使っていない方が居たら今すぐ使ってください。
1番簡単なToDoリストの作成方法は『明日なにをやるのか』を前日にリストアップしていくだけです。
例えば
・洗濯
・掃除
・ごみ捨て
・食材買い出し
・読書
・筋トレ
・水道代払う
みたいなレベルで構いません。とにかく全てリストアップしましょう。全てです。
あとはリストを見てやったら消すだけです。
これだけ聞いたら「何それ?ショボくない?」なんて思うかもしれませんね。
ハッキリ言って地味ですよね?しかし、マジで強力です。
人の意識は常にあっちを向いたりこっちを向いたりととにかく忙しいため、頭の中で「あれやりたいな」と思っていても思うようにいきません。
しかし、何をやるべきなのかが明確になっていれば動くことができます。人の意識の外に出れる訳です。
また、もしToDoリストで挙げた事が出来なかったからと言っても自分を責める必要はありません。
自分の出来る事の限界を超えたからかもしれないからです。
もっとToDoリストの事を知りたい方は詳しく解説してくれている方が居るためそちらを見ると参考になるかもしれません。
少しでもToDoリストに興味を持ってもらえたかと思います。
私のオススメはスマートウォッチでそのToDoリストの通知を飛ばす方法。
この方法があればスムーズに1日を完遂させることができます。
私の使っているスマートウォッチはXiaomiのmibandです。
mibandについて気になる方はコチラの記事も読んでみて下さい。
「やるべき」では無く「やりたい」にする
人は誰かに強要され動くことを心地よく思いません。
「やらされ仕事」なんて言葉が最たるものでしょう。
しかし、一方で同じ仕事をしていても「自分が望むから働く」というスタンスの方が居ます。
折角同じことをしているのですから、自分が望む「やりたいこと」として動いた方が良いですよね?
人は楽しい事しかできない生き物です。
「やりたい」と思った事であれば今までの自分なんか嘘のように動けるようになります。
現に私はブログを始めた当初は文章なんて全く書いたことがありませんでした。
昔は「文章なんてできれば書きたくない」なんて思っていましたが今では「どうしたらいい文章が書けるのか」と”文章を書く前提”で物を考えるようになっています。
ものは言い様、どんなに下らないことであっても「やりたい」と少しでも思えるようになるものです。
たとえば
電気の支払いをコンビニ払いからカード払いにする
というタスクが私は長い間できませんでした。
これっぽっちも面白く無いですし、重要でも緊急でも無いですよね。ちょっとコンビニ払いが面倒なくらいがデメリット。むしろその申し込み自体が面倒くさく感じていました。
しかし、「楽天カードで支払ってポイントを貰う。貰ったポイントは貯めて面白いモノを買ってみよう」と思いついたときは速攻でカード払いに切り替える申し込みをしていました。
ものは言い様です。
1回だけ、少しだけやってみる
気が乗らないと言う方は「少しだけやってみる」ことをオススメします。
ちょっと動くだけで良い。本当に少し手を付けるだけ。
たとえば
・ランニングをしたい→着替えて靴を履く
・ブログを書きたい→ブログのページを開く
・歯医者に行きたい→歯医者の電話番号を調べる
くらいの「本当にちょっぴり」でOK。
少しでも手を付けると自然とやる気が出てきます。
普段やらない片付けを始めたら火が付いて大掃除をしてしまった
という経験がある方は少なからず居るのではないでしょうか。
やる気が出てから動くのではなく、動くからやる気が出るという話。
複数ターン動く人が居る事を知る
1日1ターンの考え方を身の回りの方に話した時を想像してみて下さい。
きっと多くの方に共感してもらえると思います。
かなり飛躍した考え方かもしれませんが、周りの影響によって1日1ターンが染みついているとも言えます。
そう、1日1ターンが習慣になっている訳です。
それなら1日に複数ターンこなせる人物を知ることで「1日にこんなに多くの事ができるの!?真似してみよう」と思う事ができるという話。
最近私が衝撃だったのは『ホリエモンの食事』の話。
皆さんは1日の食事の回数は1日3食もしくは2食という方が大半でしょう。
しかし、ホリエモンこと堀江貴文氏は「食事は1日に何回でも食べる」ということを実践している事を本で読み衝撃を受けました。
別に私は今時点では食事回数を増やしたいとは思いません。
しかし、「あれもこれも食べたいな」なんて欲求を持った時にこのことを覚えていれば「食事は1日3回まで」という固定観念から外れて、採れる選択肢はかなり広がります。
1日複数ターン動く人を知ることが1日1ターン制を脱するヒントかもしれません。
暇つぶしをやめる/減らす
1日1ターンを感じる時、暇つぶしをしているのでは無いでしょうか?
事実私も1日1ターンを感じていたとき、まるで何かを待つように暇つぶしに興じていました。
・とりあえずゲームをする
・なんとなく漫画を読む
・ぼーっとネットサーフィンをする
みたいな感じ。
よく考えてみるとおかしな話ですよね、『暇ならやれよ』という声がどこからか聞こえてくるようです。
もちろんこのように負荷の少ない行動で時間を消費すること自体が悪い訳ではありませんが、変わろうと思ったら真っ先に無くすべき時間でもあります。
だってそうですよね。1日24時間は全人類に共通に与えられている資源ならば、暇つぶしの時間は資源の無駄遣いと言っても過言ではありません。
暇つぶしを辞める、もしくは時間を減らしてみると1日1ターンの外に出られる可能性は広がります。
火を付ける
気持ちに火を付ければどんなことであれ1日1ターンどころではありません。1日20ターンで1ターン2回行動レベルの行動量が手に入ります。
ただ、『具体的にどんなことをすれば火が付くの?』と疑問に思う方も多いでしょう。
これは完全に人によるため、一概には言えません。
しかし、今まで自分に火が付いたと感じる経験を思い出すと、そこにヒントが隠されている事に気付けるはずです。
参考までに、私自身のやる気に火が付いた時の経験から得た、火の付くポイントは以下の通りです。
- 受かりにくそうな学校を志望校に決めた → 絶妙な目標設定
- 動画で武術を見て練習に励んだ → 憧れを持つ
- 友人に彼女ができた → プライドが傷つく
もちろん各々火が付くポイントは違うと思いますが、少しでも参考になれたら幸いです。
さいごに
今回は1日1ターン制を克服するためにやるべき7つの行動を紹介しました。
ざっくり振り返ると
- 習慣にする
- ToDoリストを使う
- 「やるべき」ではなく「やりたい」にする
- 1回だけ、少しだけやってみる
- 複数ターン動く人が居る事を知る
- 暇つぶしをやめる
- 火を付ける
という内容でした。
もしこの記事が役に立って頂けたらとても嬉しいです。1日1ターン制を克服して幸福な人生を歩んでいけたらと思います。
今回は以上です。
最後まで読んでくれてありがとうございました!