せどり 副業

せどりはオワコンか?【オワコンである理由とオワコンではない理由を解説】

せどりはオワコン(終わったコンテンツ)と言われることがよくあります。

結論から言うとせどりはオワコンと言われる要素はあります。しかし、完全には終わっていません。

なぜそう言えるのかを解説していきます。

・せどりって結局どうなの?
・オススメ副業って言われてたけどオワコンならやめとこうかな?

と思っている方の参考になれればと思いこの記事を書きました。

この記事を読み終わる頃にはやる/やらないの決心がついているでしょう。

オワコンとは?

ここでまず説明したいのは「オワコンとは何か」ということ。

オワコンは今ではほとんど使われない死語と言っても良いですが、語感が良いため好んで使う方がいる印象の言葉です。

マイナビの記事の説明がすごいしっくりしたのでそれを引用します。

「オワコン」は「終わったコンテンツ」という意味ですが、完全に終わったコンテンツに使われることはほぼなくありません。
「終わりそうなコンテンツ」や、「時代に合わない、流行遅れのコンテンツ」という意味でよく使われています。

オンラインゲームで例えるならサービス終了したゲームでは無く、サービスは続いているが過疎化が進んでいるゲームに使われるということです。

つまり、せどりがオワコンと言うのは「まだまだできるけど旬は過ぎた」くらいの認識となります。

それではせどりがオワコンである理由とそうで無い理由を解説していきます。

せどりがオワコンである3つの理由

以下の理由より、せどりはオワコンと言われています。

・せどりをやる人が増えた事による飽和
・実際にやってみた人が「これはダメそう」と感じてしまう
・規制が厳しくなっている

正直なところ、「旬が過ぎた」と言うには十分すぎる材料です。

それぞれ解説していきます。

ライバル増による飽和

私がせどりを始めたのは2020年の年始くらいです。そのころから比べるとせどりを紹介する人はかなり多くなっています。

事実、Googleトレンドで見てみるとAmazonで物を売るために必須な「Amazonセラーセントラル」の検索件数は増加傾向にあります。

人が増えれば終わらない(飽きられない)のでは?と考えてしまうかもしれませんね。

しかし、せどりは趣味などのコンテンツとは異なり人が増えるとオワコン化が進みます

理由の1つはせどりをする人が増えると価格競争が激化するからです。

例として

同じ商品を同じ場所で10人が売るのと1000人が売るのではどちらの方が安く商品が買えるか?

という問題があったとき、商品と場所が同じなら価格でしか勝負ができないため1000人の方が安く買えそうということは何となく分かりますよね?せどりではこれと同じことがよく起こります。

また、そもそもせどりをする人が増えれば商品を調達するのも一苦労でしょう。

せどりは人が増えるとオワコン化が進みます。

いざやってみるとそうでも無い

これは「せどりなんて転売でしょ?自分で商品作らないんだから楽勝だな」と思っているせどりをナメた方にありがちな事かもしれませんがいざやってみると楽勝ではありません。

仕入判断から梱包出荷、そもそも仕入れをするための時間の確保も必要になります。そう、「誰でもできる」は本当でも「みんなやろうとしない」のは理由があるからです。

せどりのめんどくさいポイントをまとめた記事もあるので気になったら読んでみてください。

本題に戻って、楽勝と思っているはずで取り組んでみたのに楽勝じゃ無ければ「あ、これってもう旬じゃないんだな、オワコンじゃん」という考え方になってもおかしな話では無いでしょう。

何事も失敗は付き物ですが、期待を遥かに下回ってしまったら「こりゃダメだ」と思い「せどりはオワコン」と吹聴する可能性があるという話。

規制が厳しくなっている

せどりの規制は年々厳しくなっています。

よく言われるのはAmazonの規制強化

私が始めたときはありませんでしたが最近ではWEBで面談が行わる事があるようです。

といっても内容自体は身元確認なので大したことはありません。

致命的なのは最近作ったばかりのアカウントではAmazonで出品できない出品制限が多く、真贋調査の対象になりやすいということ。

出品制限についてはコチラの記事で解除方法を解説しているので気になる方は読んでみてください。

真贋調査については書くと長くなるので参考になりそうな記事を貼っておきます。

そして何より今後規制を敷かれる可能性も十分にある訳です。

実際にマスクは転売が規制されました。無論これはコロナ禍における緊急措置として取られたものですが、国がその気になれば規制することができるというのは覚えておいて損は無いでしょう。

規制がかかった事実のあるせどり、オワコンと言われてもおかしくはありません。

せどりがオワコンではない3つの理由

以上がせどりがオワコンと言われている理由でした。

これからはせどりがオワコンではない/終わらない理由を解説していきます。

・モノが無くなることはだいぶ先
・参入障壁の低く即金性が高いのはせどりの特権
・本当に”誰でもできる”がやる人は少ない

「旬が過ぎた」ことは紛れもない事実かもしれませんが、前の時代に戻れませんし季節のように巡ることもありません。

人がモノを捨てるのは遠い未来の話

人がモノに頼らない時代はしばらく来ないでしょう。

なぜなら人間は物理空間で生きているから。体を捨てない限りモノは絶対について回ります。

モノがある限りせどりは可能と考えて良いですよね。

また、せどりはメーカーと消費者が直接繋がると不必要な存在になります。

すべてのモノがメーカーから直接買える時代が来ないとは断言できませんが、ここ数年では起きないと考えても良いでしょう。

せどりがオワる未来は相当遠いという話。

参入障壁が低い&再現性高い&即金性が高い

参入障壁が低いというのは簡単に言えば「誰でもできる」ということ。

再現性が高いというのは「誰がやっても同じような結果が得られる」ということ。

即金性が高いというのは「すぐお金になってくれる」ということです。

実はこの3つを兼ね備えているのは結構ヤバい

「オススメ副業」でググって出てきた16個の副業を参入障壁の高さ,再現性,即金性を比べると以下のようになります。

副業名参入障壁の高さ再現性即金性
せどり
ライブチャット×
アフィリエイト×
記事制作×
ECサイト
株式投資×
画像制作××
デリバリー(Uber EATS)
フリマアプリ出店
FX×
アンケートモニター
動画制作××
仮想通貨××
ポイントサイト
動画配信×

参考:お仕事マガジン

以上の中で参入障壁が低く再現性が高く即金性が高いのは

・せどり
・ECサイト
・フリマアプリ出店
・デリバリー(Uber EATS)
・アンケートモニター
・ポイントサイト

になりました。意外と多いと感じるかもしれませんが、「せどり,ECサイト,フリマアプリ出店」は同じ物販カテゴリのためほとんど同じものです。

そして、アンケートモニターとポイントサイトは微妙。なぜなら稼げる金額が少ないから。

最初の資金貯めとしてなら活躍してくれますが、ずっと続いてくれるものではありません。ポイントでは無く現金還元してくれるA8ネットの自己アフィリエイトとかも5万程度ならすぐに手に入るのでオススメですが、ずっとは続きません。

つまり実質せどりとUber EATSの2択です。

こうやって比較してみるとせどりは完全なオワコンでは無いですよね?

副業をやっている人は少ない

2021年の調査結果によると、副業をやっている人は約8%です。

この調査の副業に該当するのはせどりだけでなく投資やアルバイトも含まれています。

 

また、副業に興味のある人は約17.8%。言い換えるなら副業に興味を持った人の1/3しか行動に移せていないということ。

もちろんせどりがオワコンである一面はあるものの、他の人は動いていない訳ですからやれば他の人と絶対に差が付くわけです。

もし、せどりが本当にオワコンならどうするのか?

本当にオワコンと言ってもオワコンの定義的には「みんなから飽きられたモノ」みたいなものなので結構曖昧です。

仮に日本オワコン協会みたいなものがあって「せどりはオワコンです」と声明が出されたとして

「え~オワコンなら違うものをやってみようかな?」なんて思うかもしれませんね。

でも私は声を大にして言いたいのは副業は自分基準の主観で決めた方が良いということ。

客観性が大事と言われる世の中であることは100も承知。それでも主観です。

なぜなら結局やるのは自分だから。

・面白そうだな
・やってみようかな
・これならできそう、続きそう

なんて感想を抱いたら速攻でGo。

もちろん事前のリサーチは重要ですがそれでも失敗は起こりますし、失敗してもそのほぼすべてはかすり傷程度。

逆に

・合理的なのは分かるけど、つまんなそう
・儲かるのは分かるけど、やりたくない

なんて思ってしまう副業ならやらない方が良い。

 

私はせどりとブログ、どちらもオワコンと言われていますが今でも取り組んでいます。

この記事があなたの副業ライフの1歩になれたら幸いです。

 

今回は以上です。
最後まで読んでくれてありがとうございました!

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