と友人が話していたので調べた事をまとめてみました。
結論から言ってしまうと「ゲーミングPCは15万~20万がちょうど相場だから選択肢は多い。中でもオススメは...」という感じ。
私の友人と同じことを考えている方の参考になれればと思いこの記事を書きます。
前提条件
まず始めに前提条件。これが無いとせっかく読んでくれた方のためにならない。
前提条件
・ノート,デスクトップは問わない
・予算は15万~20万
・動画編集もやってみたい
・遊ぶゲームは特に決まっていない
これが私の友人の要望。
遊ぶゲームが決まっていないため、フォートナイトとFF15が最高設定で遊べるスペックで選びました。
この2つのゲームがちゃんと動けば余程の事が無い限り遊べないようなゲームは無いでしょう。
目指すスペック
スペックはフォートナイト・FF15の最高設定の推奨環境を元にします。
フォートナイト | FF15 | |
OS | Windows 10 64bit | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i7-8700 AMD Ryzen7 3700X | Intel Core i7-7700 (3.6GHz以上) AMD Ryzen 5 1600X (3.6GHz以上) |
メモリ | 16GB | 16GB |
グラボ | Nvidia GTX1080 AMD RX5700XT | NVIDIA GeForce GTX 1080Ti |
ストレージ | NVMe SSD推奨 | HDD155GB以上 |
ダブっている個所は性能が高い方を赤字にしました。
まとめると
スペックの目安
・CPU:Intel Corei7‐8700またはRyzen7 3700X
・メモリ:16GB
・グラボ:GTX 1080Ti
・ストレージ:NVMeSSD
と言った感じ。
ちょっと分かりにくいのはNVMeのSSD。SSDは分かるけどNVMeが分からないという人も多いと思います。
一言で言えばSSDの接続方法。古い規格のSATA接続と新しい規格のNVMe接続くらいの認識で良い。
ただ、今回紹介するPCはすべてNVMe接続のため気にしなくてもOKです。自分で探す場合は覚えておくくらいで良いかもしれません。
また、CPUとグラボは以下の様にベンチマークスコアで比較すると分かりやすいです。
ベンチマークスコア
・CPU:Intel Corei7‐8700 → 15156
・CPU:Ryzen7 3700X → 22870
・グラボ:GTX 1080Ti → 10012
引用:CPUベンチマーク,グラボベンチマーク
CPUはIntelだったら15156以上、Ryzenなら22870以上で考えると良さそうです。
動画編集も要望の1つ。そのため、無料で使える「DaVinci Resolve」が選択肢に入るためこちらを元にスペックを検討しましたが、DaVinci Resolveは結構スペックが適当。
<DaVinci Resolveの推奨スペック>
・OS:Windows10 または macOS 10.13.6 High Sierra以上
・CPU:3GHz以上のCPU
・メモリ:16GBで十分。8GBでも動く
・GPU:AMD/NVIDIA
引用:動画で学べるカラーグレーディング
私はDaVinci Resolveを仕事で使ったことがありますが、先に挙げたゲームに必要なスペックに遠く及ばないようなショボいパソコンでも動くのでそこまで気にしなくても良いでしょう。ただ、動画編集をガチりたい方は動画編集に適したスペックで探した方が吉。
SSDの容量は適当。他のスペックと違って足りなくなったら外付けSSDで買い足せるし取り付けも簡単すぎるから正直気にしなくてOK。
15万~20万で買える各社ゲーミングPC
さて本題。
15万~20万円で購入できる各社ゲーミングPCは以下の通り。
・DELL:G15(ノートPC)
・HP:OMEN 15-ek0000(ノートPC)
・ドスパラ:GALLERIA XL7C-R36(ノートPC)
・マウスコンピューター:DAIV Z5-CM-MA(デスクトップPC)
・Lenovo:Legion 560(ノートPC)
「で、この中で一番オススメはどれ?」と思うかもしれませんね。
結論から言うとスペック最強&コスト最安で『Lenovo:Legion 560』が一番オススメ。
「マジで!?サンキュー!」と大急ぎで買いに行ってもらっても良いですが、せっかくだから各社の特徴だったりお得に買えそうな情報を書いて行くので気になる方は是非読んで欲しい。
良コスパだけど1番じゃないのはDELLのG15
DELLからはG15。
と言ってもG15の中でもいくつかモデルがあって、今回オススメするのは『プラチナNEW DELL G15(5515)』のため購入の際は気を付けて欲しい。
まずはカタログスペックから。
項目 | スペック |
OS | Windows 11 Home (64ビット) |
CPU | AMD Ryzen™ 7 5800H |
グラボ | RTX™ 3060 |
メモリ | 16GB |
SSD | 512GB |
ディスプレイ | 15.6インチ |
価格 | 168,960円 |
まず特筆すべきはRyzen7 5800H(ベンチマークスコア:27275)を搭載しているという事。
「へぇ推奨スペックより高いね」くらいで思っているかもしれませんが、後述するPCのCPUより遥かに高い。正直言ってこれはヤバい。
次はグラボ。RTX3060(ベンチマークスコア:8867)を搭載していますが、これまた後述するPCが積んでいるグラボよりも高性能。
それでいて価格が168,960円、他社PCはG15より低いスペックで高価な事もあるため、悪い選択では決して無いと思う。
ただ、後述するスペック/コスパともに最強のオススメPC『Lenovo:Legion 560』と比べると同じCPUとグラボを積んでいるのにSSD容量が小さくて値段が高かったりするから本当に1番のオススメは『Lenovo:Legion 560』。
良い物ではあるけれども2番手という印象。
ちなみに、DELLらしく様々なバージョンもあって
・Ryzen5800H → Ryzen5600H
・RTX3050 → RTX3050
と廉価構成にした時の価格は134,970円とついに15万円を切ってしまう。
HPのOMENはデザインには惹かれるが...
続いてHPの『OMEN 15-ek0000』
項目 | スペック |
OS | Windows 10 Pro (64bit) |
CPU | Core™ i7-10750H |
グラボ | RTX™ 2060 |
メモリ | 16GB |
SSD | 1TB |
ディスプレイ | 15.6インチ |
価格 | 188,800円 |
一応すべてのスペックは合格ラインを満たしているものの、正直言って先ほどの『DELL:G15』と比較するとSSDの容量くらいでしか勝っていない。
・300Hzリフレッシュレートのディスプレイ(DELLは120Hz)
・スタイリッシュなロゴデザイン
・廃熱に力を入れている
・OMENという名前がカッコイイ
といった魅力があるけれども先ほどの『DELL:G15』に約2万円上乗せしてまで買う価値は無い(少なくとも私はそう思う)。
だからオススメはしない。
HPのPCはロゴや本体のデザインがスタイリッシュだから好きですが、ゲーミングPCではオススメできない。
Intel信者の最適解はドスパラのGALLELIA
続いてはドスパラからGALLERIA XL7C-R36。
スペックは以下の通り
項目 | スペック |
OS | Windows 11 Home (64bit) |
CPU | Core™ i7-11800H |
グラボ | RTX™ 3060 |
メモリ | 16GB |
SSD | 512GB |
ディスプレイ | 15.6インチ |
価格 | 159,980円 |
このモデルの特筆すべき点はCPUとグラボ。
Core i7-11800Hのベンチマークスコアは21622。
先ほどの『DELL:G15』で登場したRyzenよりも劣ってはいるものの、この価格帯でIntelのCPUを載せたゲーミングPCの中では最高クラスの性能。
また、グラボはDELLのG15と同じもの。つまり強い。
Intel信者ならコレが最適解。逆に言えばIntel信者でなければ他PCの方が良い。
ちなみにこれだけはドスパラの公式サイトで買わなければいけません。楽天だと20万円を超えます。
デスクトップならマウスコンピューターだけど…
続いてマウスコンピューターよりDAIV Z5-CM-MA。
今回紹介するPCの中で唯一のデスクトップPC。
この価格帯のデスクトップPCは頑張って探して「ギリギリ使えそう」という選択肢でこのPCをチョイスしました。
スペックは以下の通り。
項目 | スペック |
OS | Windows 10 Home (64bit) |
CPU | Core™ i7-10700 |
グラボ | RTX™ 3060 |
メモリ | 16GB |
SSD | 512GB |
ディスプレイ | ‐ |
価格 | 159,800円 |
価格・スペックは先ほどのドスパラのGALLELIAと同程度ですが、ここからさらにモニターが必要になるから正直言って微妙。
ゲーミングモニターとか用意しだすと追加で数万はかかります。
既にゲーミングモニターを持っていてどうしてもそれを流用したいならアリですが、そうでない場合は選ばない方が良いでしょう。
どうしてもデスクトップPCが欲しいならもっとお金を積んで上位モデルを買った方が良さそうです。(デスクトップPCの価格帯はさらに上。)
【必見】最適解はLenovoのLegion560で決定
最後はLenovoからLegion 560。
正直な話、他のPCの話は全部飛ばしても良いからここだけは見て欲しい。なぜならこのLegion560が最適解だから。
スペックは以下の通り。
項目 | スペック |
OS | Windows 11 Home (64ビット) |
CPU | AMD Ryzen™ 7 5800H |
グラボ | RTX™ 3060 |
メモリ | 16GB |
SSD | 1TB |
ディスプレイ | 15.6インチ |
価格 | 150,181円 |
CPUとグラボは一番最初に登場した『DELL:G15』と同じもの。つまりはこの価格帯で買えるPCの中では最高峰。
それでいて『DELL:G15』よりもSSD容量が倍くらい多くて価格が2万円近く安い。
説明不要なレベル。文句なしにオススメ。
ちなみに150,181円のモデルはofficeが付いていません。ぶっちゃけどうでも良い。
まとめ
なんて方は居ないと思いますが一通りスペックをまとめると以下の通り。
項目 | DELL:G15 | HP:OMEN | ドスパラ:GALLELIA | マウスコンピューター:DAIV | Lenovo:Legion560 |
OS | Windows 11 Home (64ビット) | Windows 10 Pro (64bit) | Windows 11 Home (64bit) | Windows 10 Home (64bit) | Windows 11 Home (64ビット) |
CPU | AMD Ryzen™ 7 5800H | Core™ i7-10750H | Core™ i7-11800H | Core™ i7-10700 | AMD Ryzen™ 7 5800H |
CPUベンチマーク | 27275 | 15379 | 21622 | 17614 | 27275 |
グラボ | RTX™ 3060 | RTX™ 2060 | RTX™ 3060 | RTX™ 3060 | RTX™ 3060 |
メモリ | 16GB | 16GB | 16GB | 16GB | 16GB |
SSD | 512GB | 1TB | 512GB | 512GB | 1TB |
ディスプレイ | 15.6インチ | 15.6インチ | 15.6インチ | ‐ | 15.6インチ |
価格 | 168,960円 | 188,800円 | 159,980円 | 159,800円 | 150,181円 |
この中でCPUのベンチマークスコアが一番高くてグラボの型番が一番新しくて価格が一番安いのはLenovoのLegion560。
だからLegion560が一番オススメのゲーミングPCという訳。
お金の準備が苦しいって人は・・・
なんて考える方も居るかもしれませんね。
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残りのお金は頑張って準備して欲しい。自己アフィリエイトだけで15万~20万はムリなのであくまで足しにする程度。
他にも私のようにブログを書くことでお金を準備することもできますが、即金性は無いため「ゲーミングPCを買うためにお金が欲しい」って人にはオススメできない。
後はせどり(転売)って手もありますが、20万作るためにはもっと大きなお金が必要。
試しにやってみても良いかもしれませんが自己アフィリエイトくらいカジュアルにはオススメできないシロモノ。
今回は以上です。
最後まで読んでくれてありがとうございました!