と考えている方が居るのではないでしょうか?
これから紹介する「儲からない理由」は確かに存在します。
しかし、逆に言えば儲からない理由を知っていれば対策することも可能ですよね。
ひどいところでは「せどりは儲からないよ、だからこっちの○○をやろう」とアフィリエイトリンクが張り付けられていることもあります。
この記事ではせどりを始めてみたいけど儲かるかどうかわからないという方が初めの一歩を踏み出せるような内容にしました。最後まで読んでいただけたらと思います。
理由1:在庫リスクがある
せどりでは商品が売れなければ利益を生むことができません。さらに言うと、仕入れに使った金額を回収することもできません。
在庫を抱えてしまうリスクが常に付きまとう訳です。
「せっかく仕入れたのに売れないよー!!」という状況ですね。
恐らくせどりの一番シンプルかつ重大なリスクと言っても過言ではないでしょう。
対策:リサーチをしよう
売れる商品を探すために調べましょうという話。
昔はモノレートが良くできていたサイトでしたが今では使う事ができません。
今ならデルタトレーサーで見るのが良いでしょう。デルタトレーサーを使ってリサーチをする方法については別の記事を書いているため気になったら読んでみてください。
メルカリであってもリサーチは十分に可能。
注意点:利益と回転率のバランスを取る
せどりでは利益と回転率が重要な要素を担っています。そして、どちらもリサーチの段階で分かるものです。
そして、利益と回転率は相反する性質を持っていると言っても過言ではありません。
・利益は大きいが回転率は微妙
・利益は少ないが回転率は良好
といった感じ。ただ、上記のように完全に2分化することはできませんが。
本来であれば回転率が良いものを仕入れるべきですが、時には利益が大きなものを取りに行きたくなってしまうものです。
私は「絶対に低回転率のものを仕入れるな」とは言いません。
自身の資金状況から低回転率のものを仕入れるのか判断する必要があります。
初心者であれば低回転率の商品の仕入れはオススメはしません。
理由2:最初にまとまった額が必要
せどりが儲からないと言われる理由2つ目。
と思うかもしれませんね。
確かに「まとまった額が必要=儲からない」という図式は理解しがたいでしょう。
しかし、まったく副業をやったことのない初心者であれば話は別です。
せどりは仕入れてから売るという都合上、仕入れる段階で先にお金を支払う必要があります。
この時にいくら出せるかで売り上げが何倍にも変わってくるという話。
例えば1000円で仕入れて利益200円取れる商品があったとき
・初期5,000円 :利益1,000円
・初期100,000円:利益20,000円
になります。
さらにせどりには複利が効くため、もう一度同じ商品を仕入れると
・初期5,000円:1回目利益1,000円→2回目仕入時6,000円:2回目利益1,200円
・初期100,000円:1回目利益20,000円→2回目仕入時120,000円:2回目利益24,000円
という結果になります。
最初の投資額で差があると、その差をひっくり返すのは困難という話。
せどりは『初期投資は数千円から』なんて甘い話ではありません。
少なくとも数万円は必要です。しかもできる限り大きな金額を用意した方が有利です。
対策:まとまった金額を用意する
できる限りのまとまった金額を用意するだけです。
ただ、無理して金額を用意する必要はありません。できるだけでOK。
「それでも数万円集めるのもしんどい」という方は自己アフィリエイトでクレジットカードを発行することで3万円程度は捻出することができます。決して十分な金額ではありませんが最初はこれでスタートを切ることが可能。
自己アフィリエイトはA8.netが分かりやすく解説してくれているためオススメです。
注意点:カード払いにご用心
「私にはクレジットカードがあります。だから、資金面の心配は不要です。」なんて考えている方が居たら一度立ち止まっていただきたい。
恐らくクレジットカードの引き落としの日までに売上金が振り込まれてくれば大丈夫と考えているのかもしれませんが本当に危険。
なぜなら先ほどの在庫リスクがより顕在化します。
「早く売れて欲しい」ではなく「○○日までに売れなければいけない」という状況は心理的にキツイ上、もし売れなければカードの支払いを分割やリボ払いにしなければいけなくなります。
一言で言えば一度の失敗が命取り。
デビッドカードもしくはチャージ型の電子マネーの使用がオススメです。
理由3:送料・手数料が高い
せどりではお客様やAmazonの倉庫に商品を送るための送料がかかります。
また、使用しているプラットフォームで手数料がかかります。
特に最初の資金が少ないうちはAmazon倉庫に遅れる商品数が少ないため、商品1つ当たりの輸送費が高騰してしまいます。
対策:送料・手数料込みでリサーチする
当たり前のことかもしれませんが送料・手数料込みでリサーチをする必要があります。
送料・手数料込みで利益の出る商品を見つけることができればこの問題は解決しますよね?
ただ、送料を下げようという考え方は重要です。
コチラでヤマト運輸で安く配送してもらう方法を紹介しているため気になったら読んでみてください。
理由4:ライバルが多く価格競争になる
せどりで扱う商品は基本的にメーカーが作っている量産品です。
そのため、他の人も同じものを売れる訳なんですね。
同じ商品をどこで買うかと聞かれたらほとんどの人は安いところで買うと答えるでしょう。
そのため、差別化のしにくいせどりでは価格競争が頻繁に行われます。
価格競争に巻き込まれてしまうと利益が出ると思って仕入れた商品が利益の出ない商品になってしまう可能性があるという話。
対策:場数を踏むと慣れる
実は価格競争になりそうな兆候はいくつかありますが「絶対に大丈夫」と言えるような対策はありません。
逆に「価格競争になるかも?」なんて変な勘繰りをして利益商品を逃してしまうことの方が勿体ないです。
例えば全国展開している店舗の複数店舗が同じ価格で販売されていた場合、価格競争になる確率は高めです。
複数個購入する”縦積み”はせずに1つ2つ仕入れて様子見をすることをオススメします。
注意点:損切は重要
価格競争が始まり価格が暴落した商品が再び高値を付けるまで結構時間がかかります。
その時は、利益が出ない/赤字になってしまうという状況であっても損切して安く売ってしまう事をオススメします。
「高値で売れるまで待とう」という判断は先ほどの在庫リスクをみずから取りに行く行為に他なりません。
とは言えすぐに損切するのは気持ち的に難しいですよね?
そのため、「○○日まで高値で売れなかったら損切」という様に期限を設けると心理的に楽です。
理由5:せどりはずっと手を動かす必要がある
せどりを簡単に表現すると商品を仕入れて売るだけです。
しかし、それは一度では終わりません。
今度は売り上げを元に再度商品を仕入れる必要があるという話。
手を止めたらそこで収入が途絶えてしまいます。
対策:なし
ぶっちゃけ対策なんてしようがありません。手を止めていられるビジネスがあったらみんなそちらをやりますよね。
「一部外注化しよう」という話もありますがそれはあくまで一部であり、すべてを任すことはできないはずです。
むしろすべて任すことができたら今度はあなたが不要になってしまいます。
注意点:惑わされてはいけない
世の中には罠がたくさんあります。
「権利収入で楽々月10万円」みたいな売り文句の詐欺教材、YoutubeのCMで見かける事も多いのではないでしょうか?
楽してお金を欲しいと思うのは決して悪い事ではありませんが、その気持ちに漬け込み金銭を貪る人間が居る事も事実です。
副業といえど生業。労働の対価として金銭をいただいていることを忘れてはいけません。