日記

メルペイ延滞事務手数料がエぐい【借りたらすぐ返そう】

Twitterで以下の投稿がバズっていました

一目で分かるヤバさですね。1年で18倍になっています。確かに闇金と思われてもおかしくはないでしょう。

今回はメルカリの延滞事務手数料について書いていこうと思います。

それでは、初めて行きましょう!

延滞金がかかるのは文字通り”延滞してから”

延滞金という名前の通り、支払いを延滞することで課せられます。

えっ!?メルペイで延滞とかできるの?

そう思う方が居てもおかしくは無いでしょう。

なぜならメルペイの支払い方法は3つあり、そのうち2つは延滞する可能性はほぼ無いと言っても良いものだからです。

メルペイの3つの支払い方法

メルペイは以下の3つの支払い方法を選択できます。

<メルペイの支払い方法>
・メルカリの売上金を自動チャージ
・銀行口座やコンビニからチャージ
・後払い

もうお分かりかと思います。そう『後払い』が延滞する可能性のある支払い方法です。(チャージでも延滞は生じる可能性がありますが、この延滞はメルペイではなく銀行に延滞が生じます。)

後払いが悪とは言いませんが延滞する可能性のある支払い方法だと理解しておく必要がありますね。

 

では冒頭のツイート主がなぜ5100円も追加で手数料を取られてしまったのかというのを解説していきます。

メルペイに2つの手数料

ツイートの画像を見てもらうと分かる通り、2つの手数料が課されています。

・精算時手数料
・延滞事務手数料

この2つですね。

精算時手数料は一律300円

メルペイは基本的には手数料0円です。

しかし、自動引落しまたは残高以外の清算方法では、300円の清算時手数料がかかります。(公式HPより)

つまり、メルペイを手数料0円で使うためには自動引き落としまたは残高での支払いが必要という事ですね。

逆を言うとコンビニ後払いといった手数料がかかる支払い方法はめっちゃ損という話。

延滞事務手数料は300円×月に2回

メルカリの延滞事務手数料は1月に2回、1日と15日に加算されます。(公式HPより)

ツイート主が4800円課徴された名目がこれにあたります。

1年放置って書いてあるから額は7200円じゃない?
4800円だと8ヶ月分じゃないか。

恐らく皆さんそう思うでしょう、少なくとも私はそう思いました。

以下の2つを考慮しても4800円という数字よりも少なくなってしまいます。

・利用日の翌月末日を過ぎると延滞になる
・ツイート主の利用日は10月

利用日が10月のため、精算期間は11月末になりますね。そして12/1に最初の延滞事務手数料300円が課されます。

そこから今までをたどっていくと投稿日時点の9/16には6000円。1200円分どこかに消えています。

メルカリ公式に「2週間ごとに、延滞事務手数料¥300を請求することがあります。」という「することがあります」とちょっと濁した文章のためもしかしたら数回分は請求されなかったのかもしれません。ただし、あくまで憶測です。投稿者が4800円時点の写真を使ったという事も考えられますね。

借りたものは早く返そう

この件から学べる事は「借りたものは早く返さないと大変なことになる」という事ですね。

後払いにすること自体は何も問題ないですがずっと返さないでいると延滞金がかさんでしまいます。まるでDVDのレンタルの様。

 

ただ、私はこの件で気になったのは『ツケ払いと借金って何が違ってどこまでが違法でどこまでが合法なのだろうか』というところ。

ツケ払いと借金

ツケ払いはモノ・サービスに対して後払いをする事を指します。

借金はお金を借りる事を指します。

メルペイはツケ払いなのに対してクレジットカードが借金という事になりますね。

借金には出資法でガチガチに規制されているのに対してツケ払いはどうやら緩い印象。

コチラの記事で弁護士が警鐘を鳴らしているにも関わらず大きく動いていないことから見て取れます。

https://www.nichibenren.or.jp/document/statement/year/2021/210625_2.html

ある程度の手数料がかかるのは致し方ない事とは思いますが行きすぎたら闇金と言われてもおかしくは無いでしょう。

メルペイや法律がどのように動いていくのか見守っていきたいと思います。

-日記