せどり まとめ記事 副業

卸売りサイトを使ってAmazon出品制限を解除する方法【意外と簡単】

Amazonに商品を出品しようとしていると

Requires Approval

この商品を新品のコンディションで出品できません

という表示を見たことがあるのではないでしょうか?

左上に『Requires Approval』のマークが表示されていますね。

この状態は言葉通り
出品規制がかけられており出品ができない状態です。

・せっかく利益商品を見つけたけど出品規制がかけられていて出品できない
・○○社の商品を扱ってみたいけど出品規制がかけられている

という事態を防ぐためにも出品規制の外し方をこの記事で紹介します。

それでは、始めて行きましょう!

まず初めにやること

「よし、出品制限を解除のために・・・」という前に
やっておいてほしいことが2つ。

・どのメーカーに対して出品制限がかけられているのか把握する
・ワンクリック解除が可能かを確認する

です。

どの商品に対して出品制限がかけられているのか把握する

 

どの商品が出品制限対象になっているのかを確認しましょう。

例えばパナソニックのビデオレコーダーであったりCanonのカメラであったりと商品は多岐に渡ります。

もしかしたら「Requires Approval」や「この商品を新品のコンディションで出品できません」と表示されたからこの記事にたどり着いた方も居るかもしれませんね。

出品制限がかかっている商品はAmazonアカウントによって異なります。
そして、Amazonアカウントを新しく作った場合、出品制限がかけられているメーカー,カテゴリが多いらしく注意が必要です。

残念ながらアカウントごとの制限のため、どの商品が出品できるのかというのを一覧で見れるものはありません

出品制限がかかっている人の多いメーカーを公開しているサイトがあるため参考にしても良いかもしれませんがあくまで参考程度が良いでしょう。

せどりをする中で商品のリサーチをAmazonのアプリで行うことで
早い段階で出品制限に気づくことができるのでオススメです。

Amazonアプリでのリサーチ方法についてはコチラ

私は家電をメインにせどりをしています。
家電であればPanasonic,SONYあたりが出品制限がかけられていることが多く、この記事で解除すればアドバンテージを取れるためオススメです。

自分のせどりスタイルに合わせて解除するべきメーカーを取捨選択していくと良いですね。

また、最初のうちは「これって利益出るかも」と仕入れた商品に制限がかかっていることはせどり初心者であればあるあるです。はじめは「なんだこれは?」と思うかもしれません。

同じメーカーでもカテゴリによっては制限がかかる

1点だけ注意したいことがあります。それは同じメーカーであってもカテゴリによっては制限がかかっている可能性があるという事。

私が実際に経験した事例はCanonです。

電子辞書やプリンターのカテゴリには制限がかかっていませんでしたが、カメラのカテゴリには制限がかかっていました。

つまり、前出品できたメーカーだから大丈夫とはならないという事ですね。

 

自分のアカウントがどのメーカー,カテゴリに出品制限がかかっているか把握できましたね?
そしたら次は、ワンクリック解除が可能か確認してみましょう。

まずはワンクリック解除が可能か確認してみる

ワンクリック解除はAmazonのセラーページで出品制限のページで

出品許可を申請する

のボタンを押すことで解除ができることを指します。

ワンクリックは今までの販売実績等で解除の可否が決まるらしく
一回ダメであったからと言って絶対にダメとは限りません

つまり何が言いたいのかというと『一度試してダメでも、期間を開けてもう一度トライしたら通ることがある』ということ。

思い出した頃にトライしてみると案外通ったりします。

スマホからの申請はたまにバグる

スマホから申請すると表示がバグることがあります。

バグったときの画像。本来であれば「」の中に申請したメーカーの名称が入る。

この状態では「OK」をタップしても制限が解除されておらず、商品を出品することができません。

その場合はスマホのアプリからではなく、パソコンのブラウザから申請をすることで制限が解除され商品を出品することができます。

ワンクリック解除ができないとき

「ワンクリック解除ができない!」という場合でも出品制限の解除する方法があります。

というよりもむしろこれからが本題ですね。

出品制限の外し方

 

ワンクリック解除を試みてボタンを押して失敗すると次の文言が出てきます。

下記のいずれかの書式を選択:
商品の購入に対してメーカーまたは卸業者が発行した請求書1通以上
商品の販売を許可するブランド●●●からの書類1通

このように要求された書類を提出します。
これが出品制限の外し方です。本当にこれだけ。

つまり、請求書もしくは販売許可証のどちらかが必要という話ですね。

この記事の本題はどうやって請求書/販売証明書を入手すれば良いのかに集約されます。

結論、請求書の方が入手が容易なので請求書での申請がオススメ

では、どうやって請求書を入手するかですね。

請求書の入手方法

卸売り業者から商品を購入し請求書を発行してもらうという方法を取ります。

卸売業者は”卸売りサイト”を使うのがオススメ

メーカーと小売業をつないでいる業者のことを卸売業者と言います。

卸売業者発行した請求書をAmazonへ提出することが「きちんとした業者とやり取りをしている小売業者ですよ」という証明になり出品制限が解除されるという仕組み。

「では卸売業者から請求書を貰いましょう」と言われて「卸売業者は近所にありますし面識もあります」なんて方はごくわずかでしょう。元々業者でなければ無縁な存在です。

ならどうしたら良いのか。その答えは卸売りサイトです。

数ある卸売りサイトでもNETSEAが最もオススメ。

なぜならNETSEAは

・無料で使える
・取り扱っているメーカー数は5000社以上と非常に多い

という特徴があり、「出品制限を解除したい」という目的にマッチしています。

無料で使える卸売りサイトでは卸問屋.comなどもありますが
こちらはマイナーな商品が割と多いため、制限解除をするという点では
やはりNETSEAに軍配が上がります。

他にもある卸売りサイト

他にも卸売りサイトの選択肢はあります。

おもちゃ・ゲームであればカワダオンライン丸善商店も選択肢に入るでしょう。

<余談>
2020年の夏頃まではヨドバシカメラやビックカメラのWebマーケットで請求書を発行してもらうという裏技チックなものがありました。
しかし、2022年現在は上記2社とも請求書の発行対応をしていないため、卸売りサイトを使用するのが最適です。

ノジマオンラインでも解除の申請ができるという情報もあります。

この動画での発見は「商品発送前であれば請求書の発行ができる」という点。他でも通用する方法なのかは分かりませんが意外と他のサイトでも使える手なのかもしれませんね。

動画が消されてしまったので現在も使えるかは不明。

とは言え、家電やおもちゃであれば先ほど挙げたNETSEAが断然強い

登録が完了しましたら次のステップです。

商品を購入する

購入する商品は次のようにして決めましょう。

・制限のかかっているメーカーの商品かつAISINが存在していること
・(在庫が10個以上あること)

ぶっちゃけこの2つを満たしていればなんでもOKです。
逆に、この2つのうち片方でも満たせない場合、出品制限を外すことができません

制限のかかっているメーカーの商品であること

解除したいメーカーの商品を選びましょう。

以下2点を確認しておくと良いです

・Amazonで出品制限がかけられている商品なのか
・出品制限のカテゴリが同じなのか

購入する商品のJANコードでAmazonセラー検索すると
その商品が出品制限がかけられているのかを確認することができます。

極稀に違うメーカー名で商品が登録されていることがあり、その場合出品制限を解除できません。

出品制限を解除できない商品になるため注意が必要。

 

また、出品制限のカテゴリが出品したい商品と同じかを確認しましょう。
商品によっては
ブランド●● ▲▲
のようにメーカーとカテゴリが分かれている場合があります。

例えば
ブランド キャノン カメラ
のようになっています。

この時にキャノンのカメラ以外の商品で出品制限を解除してもキャノンのカメラは解除されないため、出品したい商品と同じカテゴリの商品を選びましょう。Amazon出品ページで確認しながら探すのがオススメです。

在庫が10個以上あること

請求書には商品を10個以上商品を購入したことを証明してもらう必要があります
(昔は3個だったりと少なくても良かったようですが、2022年現在10個以上の購入が必要。)

つまり、少なくとも10個は購入する必要があるため、卸売業者の在庫が10個以上は必要という訳です。

本来10点以上であれば商品の組み合わせはなんでも良いですが「一緒に買った商品が対象外で解除できなかった」みたいな凡ミスが起こる可能性を無くすために「絶対に解除ができる同じ商品10個」での購入をオススメします。

これで商品は選べたと思います。

ここで購入する商品は多少赤字であっても赤字1万円未満やほどほどに回収できる見込みがあれば問題視する赤字では無いでしょう。

出品する人が少ない有利な土俵で商売ができる優位性と比べてしまえば安いものです。

請求書を発行してもらう

請求書は卸売業者に作成してもらいます。
商品を購入する前に請求書の発行可否について聞いておくことをオススメします。

また、請求書は

・Amazon出品用アカウントで使用している名前/住所
・卸売業者の名前/住所
・商品10点以上の購入

を記載してある必要があります。
こちらも請求書の発行可否を問い合わせる際に「記載してほしいこと」として依頼をしておくことをオススメします。

 

請求書を発行してもらった後はAmazonに提出しましょう。
書類に不備がなければ即行で解除してもらえます。正直、ビビるほど早いです。5分もかかっていないほど。

恥ずかしい話ですが、初めて提出したときは書類に不備が多くAmazonの担当者の方と何度もメールのやり取りをしてなんとか解除をしてもらったことは今でも忘れません。そこから得た教訓は意外となんとかなるという事

まとめ:卸売りサイトを使おう

 

今回はAmazon出品制限の解除方法についてご紹介しました。

まとめると

<出品制限解除前にやること>
・どのメーカー,カテゴリに規制がかかっているのか確認する
・ワンクリック解除ができるか確認する

<出品制限の解除方法>
卸売りサイトで商品を買い、請求書を発行してもらいAmazonに提出する
・卸売りサイトはNETSEAがオススメ
・購入する商品は解除したい出品制限の対象かつ、在庫が10個以上あることを確認する
・請求書は商品を購入する前に卸売業者に発行可否と記載して欲しい内容を伝えるのがオススメ
・Amazonに書類を提出すると不備がなければ即行で解除してもらえる

という内容でした。

Amazonでかけられている規制は意外とすんなりと突破することができます。
そのため、もし利益商品があってもあきらめずに申請をしてみることを強くオススメします。

この記事があなたのせどりライフの役に立てれば幸いです。

今回は以上です。
最後まで読んでくれてありがとうございました!

-せどり, まとめ記事, 副業