日記

【ググレカスは死語?】なぜ死語と言われるようになったか考えてみた

皆さんはググレカス(ggrks)という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

もし聞いたことがあってもここ最近ではめっきり目にすることは減ってしまったと思います。

そう、ググレカスはもはや死語になってしまったのです。

事実、ググレカスをググる人は減少傾向。

おおよそ2010年くらいから減少している事が見て取れます。

この記事ではググレカスは死語になってしまったのかを考えていこうと思います。

ググレカス(ggrks)とは

※知っていると思うので次の大項目まで飛ばしてもOKです。

ググレカスは元々は掲示板2ちゃんねるにてすぐに調べられることで質問してくる人に「まずは自分で調べてこい」と咎めるために使われていました。

「ちょっと冷たいんじゃない?」なんて思うかもしれませんが答える側からしたらたまったものではありませんよね?

もし答えたとしても次も調べればわかるような質問が飛んでくるだけでしょう。

そんな人を咎めるために「ググレカス」は使われてきました。

なぜググレカスが死語になったのか?

ググレカスが死語になってしまった原因について考えていきます。

よく言われる原因の1つに「ググっても仕方ない」ということが挙げられます。

ググっても仕方ないから死語になった...?

ググったら「調べてみましたが分かりませんでした!いかがでしたか?」みたいなサイトに言った経験のある方はいるのではないでしょうか?

または検索したワードが勝手に外された検索結果が表示されていたり、広告だけで10件近く表示されてウンザリした経験がある方も居るかもしれません。

ググレカスでは無く「ググってもカス」なんて言われ方をする始末。

また、もはや本の方がマシという方も意見もあります。

Google検索をしても仕方が無いからググレカスと言わなくなったという説です。

しかし、私はこの説には賛成できません

理由としては

・1人当たりのGoogle検索件数は増加している
・分かりませんでした系サイトは本来ググっても仕方ない単語

が挙げられます。

1人当たりのGoogle検索件数は増加している

「若者の検索離れ」なんて話があるものの、実のところGoogle検索件数は増加傾向にあります。

博報堂生活総合研究所の調査結果より明らかになっています。

もっとも分かりやすいのは検索セッション数の推移グラフ

ただ、上記結果は「ブラウザ検索」を元に抽出したデータのため、Google検索だけではありません。それでも「人はブラウザ検索する件数が増えた」ということは事実でしょう。

検索件数が増加しているのとググレカスが死語になったのは一見関係無いように見えますが大いに関係があります。

もし、先述の通りGoogle検索がクソで役に立たないのであれば上記グラフは減少しているはずですが減少していません。

つまり、クソクソ言いながらなんだかんだ便利で使っている訳です。

分かりませんでした!は本来表示されない

実は私は「分かりませんでした!」というサイトをあまり見た事がありませんでした。

なるほど確かに気になるタイトルではあるものの、中身はあまり無いものでしょう。

しかし、冷静になって欲しいのはこのようなサイトが無くなったとしても表示される記事がなくなるだけで分からない事実はそのままです。

つまり、ググっても情報が出て来ない事をググっているだけでググレカスを使わない理由にななり得ないと私は考えます。

真の理由は「みんなググるようになった」から説

ここで私が提唱したいのはググレカスが死語になったのは皆ググるようになったからという説です。

ちょっと面白味に欠けるかもしれませんね。しかし、これなら他の事と矛盾が生じる事もありません。

みんながググる=ブラウザ件数増加はそのままですよね。

ググることが増えればググっても分からないことをググってしまうかもしれません。そうすればおのずと「分かりませんでした!」というサイトに引っかかることも増えるでしょう。

そして、ググる人が増えれば「まずは自分で調べてこいやググレカス」と言われることや言うことが少なくなってきますよね?(ここで死語になる)

どうでしょう?良い線行ってそうではないでしょうか。

そしてググる人が増えたとは言え全くググらない人が居るかもしれません。そんな人に「ググレカス」と言っても聞いたこと無いので理解してもらえない訳です。

 

以上、いかがでしたでしょうか?

たまにはこんなことを考えてみるのも良いですね。

このブログで一番人気のゴム人間の話も気に入ってもらえたら幸いです。

今回は以上です。
最後まで読んでくれてありがとうございました!

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