・TVで紹介されていた商品がアツい
・インフルエンサーが紹介していた商品を売ると儲かるよ
といった「特需せどり」を耳にしたことはあるのではないでしょうか?
今回はその「特需せどり」について書いていきます。
結論から言うとこの記事のタイトル通り
爆発力があるが安定しない。
それでは早速始めて行きましょう。
特需せどりとは?
特需、特別需要の略。
通常の需要から外れた特別な需要の事を指します。
先ほど紹介した通り
・TVで紹介された商品
・インフルエンサーが紹介していた商品
と言ったものが挙げられます。
他にも2020年6月頃にコロナウイルスの蔓延に伴いテレワークが推進され、テレワーク関連で
・Webカメラ
・ヘッドセット
・プリンター
が高騰したこともあります。
特需せどりの3つのメリット
特需せどりのメリットは
・需要があるため回転率が良い
・今まで利益の出なかった商品で利益を上げることが出来る
の3つ。どれも強力なメリットです。
売値が高まるため、利益を出しやすい
特需になる商品は売値が高まる傾向があります。
需要供給曲線の需要の線が右にシフトするイメージですね。
需要曲線が右にシフトすることで均衡点は「今の均衡価格&今の均衡取引量」よりも高くなります。
そのため、値段が上がる訳ですね。
需要供給曲線のシフトの話はコチラで詳しく書かれています。
http://kmasafu.moe-nifty.com/blog/2016/01/post-268d.html
売値が高くなるため利益を出しやすくなります。
需要があるため回転率が良い
これも先ほどの需要供給曲線で説明がつきます。
需要曲線が右にシフトすることで均衡取引量が増えます。つまりは物が売れる訳ですね。
今まで利益の出なかった商品を仕入れることが出来る
特需が起きれば今まで利益を出せていなかった商品が利益商品になることがあります。
言い換えれば仕入れの幅が広がるという事です。
一度相場を見て「利益が出ない」と判断した商品であっても特需により利益商品になるというのは非常に魅力的ですね。
このように特需せどりのメリットを聞くと「よし、特需は無いか探してみよう!」と思うかもしれませんね。しかし、特需せどりにデメリットはあります。
特需せどりの2つのデメリット
特需せどりのデメリットは
・特需の波に乗るタイミングが難しい
の3つです。
特需が終わると不良在庫を抱える事になる
特需が終わった時、先ほどの特需のメリットが無くなります。
具体的には
・価格が元に戻る
・売れ行きが元に戻る
この際に商品が余っていると不良在庫になってしまいます。
「今は利益が出る」という理由で仕入れると特需が終わった時にやけどをする事になります。
特需の波に乗るタイミングが難しい
「売れる時に売れば良いのでは?」と思うかもしれませんが意外と難しい。
もし外部メディア、例えばテレビやインフルエンサー由来の特需だとしてもいくつも追っかけている訳にはいきません。
かと言って盛り上がっている時に仕入れるのはほぼほぼNG、良いカモになってしまいます。
いつ仕入れる、いくつ仕入れる、いくらで仕入れるといったところを見極めなければなりません。
利益を上げるのにはリスクは付き物といった感じですね。
さいごに:特需せどりは慎重に
以上、特需せどりについてでした。
まとめると
・売値が高まるため、利益を出しやすい
・需要があるため回転率が良い
・今まで利益の出なかった商品で利益を上げることが出来る
・特需が終わると不良在庫を抱える事になる
・特需の波に乗るタイミングが難しい
という話でした。
「特需せどりをやってみよう!」と思った方は縦積み(同じ商品の複数仕入れ)は行わず1,2個の少数の仕入れで行ってみる事をオススメします。縦積みは慣れてきてからで全然大丈夫です。
今回は以上です。
最後まで読んでくれてありがとうございました!