2021年7月にXiaomiより登場したMi11Lite5G
発表当時は「コスパ最強神スマホ」みたいな口コミが多かったですね。
私は2021年12月に購入したので、約1か月ほど使用してみたレビューをやってみようと思います。
・「コスパ最強スマホ」という触れ込みは果たして本当なのか
・購入したいけど何か気を付けた方が良いことはあるか
・安く買うためにはどうしたらよいか
という事が分かるような記事にしました。
早速始めて行きます。
はじめに:Mi11Lite5Gのスペックとその比較
まずはじめにスペック等を比較していきます。
ぶっちゃけ客観的なデータゆえに使って無くても書ける訳です。
「スペックは知っているから良いよ。で、実際使ってみてどうだったんだ?」という方は次の大見出し「」まで飛ばしてOK。
カタログスペック
Mi11Lite5Gのカタログスペックはこんな感じ。
重さ | 159g |
SoC(CPU) | Snapdragon 780G |
Antutuスコア | 約52万 |
ディスプレイ | 約6.55インチ |
アウトカメラ | 6400万画素 + 超広角800万画素 + テレマクロレンズ500万画素 |
インカメラ | 2,000万画素 |
価格 | 43,800円(調査先:Xiaomi公式HP) |
そう思いますよね。少なくとも私ならそう思います。
良いのか悪いのか、高いのか低いのかが分かるように比較をしていきます。
スペックを比較して言えること
他のスマホとスペックを比較してMi11Lite5Gに言える事は以下の通りです。
・6.55インチにしてはめちゃくちゃ軽い
・良いカメラ
・ミドルクラスのCPUにしては破格
6.55インチ/159gは大きい割に軽い
皆さんは普段持っているスマホの重さを知っているでしょうか?
ちなみに、私はあまり考えたことがありませんでした。
ちなみに、iPhone13は6.1インチ/173gです。
簡単な話、Mi11Lite5GはiPhone13よりも大きくて軽いスマホという事。
ちなみにiPhone13miniは5.4インチ/140g。単純に軽いスマホが欲しければ小さいティスプレイを選ぶことになりますが、大きさと軽さを両立しているスマホはなかなかありません。
カメラは良い
カメラの性能は「6,400万画素!すごい!」というのはちょっと安直。
実際のところカメラの性能を決めるのには画素数以外にF値やセンサーサイズも影響してきます。
画素数、F値、センサーサイズをiPhone13,AQUOSsence6と比較するとこんな感じ。(メインカメラのみ比較)
画素数 | F値 | センサーサイズ | |
Mi11Lite5G | 6,400万画素 | 1.79 | 1/1.79 |
iPhone13 | 1,200万画素 | 1.97 | 1/1.97 |
AQUOSsence6 | 4,800万画素 | 1.8 | 1/2 |
超簡単に
画素数:大きいほどきめ細かい写真が取れる
F値:大きいほど暗所・手振れに強い
センサーサイズ:大きいほど暗所・手振れに強い
と考えるとMi11Lite5GはiPhone13とAQUOSsence6の中間位のカメラ性能という事が言えますね。
ちなみに、iPhone13が1,200万画素なのは明確に理由が出ていませんが海外メディアが推察している様です。
ミドルクラスのスマホにしては破格
同じくらいのAntutuベンチマークスコアのスマホを比較するとこんな感じ。
機種 | 搭載SoC | Antutuスコア | 価格 |
Mi11 Lite | Snapdragon780G | 523463 | 43,800円 (調査先:Xiaomi公式HP) |
iPhone11 Pro MAX | A13 Bionic | 529160 | 131,965円 (調査先:au) |
Galaxy Note10+ | Snapdragon855 | 514692 | 76,980円 (調査先:楽天mobile) |
Pixel 4 | Snapdragon855 | 505974 | 42,800円 (調査先:楽天市場) |
Antutuベンチマークスコアはガルマックスより抜粋。iPhone11のデータのみガジェタンより抜粋。
比較したスマホはどれも1~2年ほど前に発売されているため中古を探せばもっと安くなるかもしれませんが、それを考慮した上でもiPhoneやGALAXYとは比べ物にならない程コスパが良い。
Pixel4と同程度のベンチマークスコア&価格のため、競合は割と限られる。
実際に使ってみた感想
実際に使ってみて思った感想は以下の通り。
・指紋認証は素晴らしい
・写真はキレイだがサイズが大きい
・5Gは生活に溶け込んでいるが実感ゼロ
・Xiaomi製品との互換は普通
・ゲームは余裕で動く
・気になるのはカメラの出っ張り
それぞれ解説していきます。
指紋認証は素晴らしいクオリティ
Mi11Lite5Gは指紋認証でロックを解除することができます。しかも性能が良いためマジで使い勝手が良い。
今まで使っていたスマホは下記よりあまり使う機会がありませんでした。
GALAXY NOTE9(背面):背面のため使い勝手が悪い
GALAXY7A(サイド):性能が良くないため使い勝手が悪い
そのため、指紋認証でのロック解除をあまり使ってきませんでしたが、Mi11Lite5Gで世界が変わりました。
感動するレベルでMi11Lite5Gの指紋認証のクオリティが高いです。
指紋認証後にスワイプが不要なところも嬉しいポイント。
サイドにあるのは一長一短
「サイドに指紋認証では机に置いたときに開けないのはデメリットなのでは?」という意見がネットにありました。
確かに画面サイドについているため、一度持ち上げてロックを解除する必要はあります。
しかし、背面は論外にして画面内指紋認証の場合、画面をノックしたりと結局はひと手間必要なため一長一短。
今のところそんなに気になるレベルではありません。
写真はキレイだがサイズが大きい
写真はめっちゃキレイに撮れます。
スマスイに行ってきた時の写真。スマスイについての記事はコチラ。
一応比較するとこんな感じ。
Mi11Lite5G
GALAXY NOTE9
完全に執筆中の写真ですが悪しからず。
GALAXYもカメラに力を入れているスマホですがやはり型落ちと言った感じ。
陰になっている部分の写り具合が全く違いますね。
しかし、問題点があってサイズ容量が大きいという事。
冒頭のウツボの写真は実は圧縮している画像です。
なぜ圧縮しているのかと言うと、WordPressが受け付けてくれなかったから。
※KAGOMEの野菜生活の比較画像は頑張って圧縮せずに貼りました。
元の画像容量は8Mb。画像の容量はめちゃくちゃデカい。
もし、「たくさん写真を撮ってスマホの容量がパンパンになる」という悩みを持っている方にとっては微妙な選択なのかもしれません。
5Gは生活に溶け込んでいるが実感ゼロ
ちまたでウワサの5Gをバッチリ受信しています。
神戸で5Gを受信していることに驚きましたが、最近気づいたのは隣町でも5Gが受信できていました。
案外身近なところまで来てるんだなぁという話。
ぶっちゃけ5Gが受信できたところで劇的に何か変わる訳でもありません。
ゲームは余裕で動く
正直、私はスマホでゲームをあまりしません。しても麻雀程度。やっぱりゲームはPS4でしょ!
でも、せっかくなので原神をインストールしてみました。
余裕で動きます。スマホでこのクオリティのゲームができるのはすごいですね。
むしろクオリティが高くPS4のゲームと比べてしまうレベル。
PS4と比べると確かに「ちょっと重いかな?」と感じるところはありますが、そこまで気にならないレベル。
どうやら以前はプレイが困難なレベルでしたが、アップデートによりまともに動くようになったみたいです。
↓動かなかった時代の動画
元の記事はコチラ
Xiaomi製品との互換は普通
私はXiaomiのMiband5を持っています。Mibandについての記事はコチラ。
そして、Mi11Lite5GもXiaomi製品です。
「えっ!?ってコトはもしかして特別な拡張性とかあるの?」と思った方、良い質問ですね。
何もありません。他の端末と同じように使えるだけです。
スマホ,スマートウォッチがそれぞれが独立しているデバイスであるため、自分の好きなものを選んで使えるという至極普通なことがメリット。
気になるのはカメラの出っ張り
Mi11Lite5はカメラが出っ張っています。最近のスマホの流行りと言っても良いかもしれません。
そのためケースなしだと
このようにカメラ部分が邪魔になり平置きできません。
平置きできないのは不自由ですし、いろんなところで引っかかりそうと思ったのでケースに入れる事にしました。手帳型スマホケースです。
そして、手帳型スマホケースに入れる事によってガラスフィルムも込みで約300g。
折角の軽量ボディが形無しである。
コスパ最強スマホをさらに安く買う方法
以上がコスパ最強のスマホMi11Lite5Gのレビューでした。
「じゃあこのスマホってどこで買うのが一番いいの?」という疑問が浮かぶ方も居るのではないでしょうか?
折角コスパの良い商品とは言え安い買い物ではありません。できるだけ安く買いたいと思うのはおかしなことではありませんよね?
Amazonで買うという選択肢はアリ
Amazonのことを知らない人は居ないでしょう。
なぜAmazonで買う選択肢がアリなのかと言うと理由は2つ
・付属品の購入が楽
・セール価格で購入できるとお得
付属品の購入が楽なのは「知っているよ!」という感じでしょう。一緒にカートに入れればいいだけですからね。
ただ問題はセールの方。
こちらがAmazonでのMi11Lite5Gの価格推移です。
11月末にガクッと安くなっていますよね。これはブラックフライデーの期間中でセール価格になっている訳です。
初期の価格と比較すれば1万円近く安く購入することができますね。
とは言え欲しいものをセールが来るまで待つのは大変。
大きなセールは年に数回ありますが、それまでカートに入れて安くなるのを待つというのは面倒ですよね。
そのため、どうしても安く欲しいという方は次のOCNモバイルを検討しても良いかもしれません。
OCNモバイルなら格安で手に入れる事ができる
OCNモバイルでSIM契約をすることでなんと17,100円でMi11Lite5Gを入手することができます。
Amazonの半額以下ですね。これはヤバい。
「本当にその価格で買えるの?実は諸々料金がかかってしまうのでは?」と考える方、良い目をしています。
即解約をするとAmazonの価格とさほど変わらない
OCNモバイルで即解約をすると総額で税込み39,091円かかります。(公式HPより)
Amazonの価格と同じくらい、むしろAmazonの方が安いという事態が起こるためオススメは出来ません。
長期保有でも元は取れる
と怒るのはまだまだ早いです。
OCNモバイルを最も安いプランで契約した場合、月間1GBで770円です。
例えば1年間使用した場合でも
・データ通信料:770円×12ヶ月=9,240円
・端末料金:17,100円
・初期手数料:3,300円
合計29,640円のため、Amazonと比較しても5,000円以上安くなる訳ですね。
もし、「少しでも安くMi11Lite5Gが欲しい!」と考えている方はOCNモバイルに契約するのを検討してみても良いと思います。
今回は以上です。
最後まで読んでくれてありがとうございました!