こんにちは滝谷ハジメです。
今回はせどりと税金の話です。
せどりで得た所得って税金かかるんだっけ?
と疑問を抱く方、居ると思います。(私も以前そうでした。)
結論、税金がかかります。
しかし、いざかかると言われても何をしたらよいかわからないと思います。
そのため
・税金っていくらから払う必要がある?
・税金を払わないとどうなる?
・あらかじめ準備しておくモノはある?
・何とかして税金を少なくしたい
という疑問や要望に応えられるような内容の記事にしました。
では、始めて行きましょう!
税金は20万円以上利益が出たらかかる
大前提として、
集計期間はその年の1月1日から12月31日まで
確定申告は次の年の2月16日から3月15日に行います。
例えば、
2020年いっぱいで出した利益は2021年の春に確定申告をする必要があるということですね。
利益は『売値-仕入値-その他(輸送費,梱包資材,手数料等)』で計算。
また、すべての数字に根拠が出せるようにレシートは必ず保管しておきましょう。
そして本題ですが
会社員をやっていればせどりの利益は雑所得扱いになることが多い様です。
そして、その雑所得は20万円から税金がかかります。
逆に言うと利益20万円を越えなければ税金がかからないため、
確定申告が不要ですね。
※会社員でない場合は確定申告が必要です。
確定申告前に準備しておくこと
確定申告をする前に
・開業届
・青色申告申請書
を税務署に提出することをオススメします。
もちろん無くても白色申告という方法で確定申告は可能ですが
上記2つの書類を提出しておくことで
青色申告
をすることができ、青色申告は白色申告よりも控除額が多くなります。
青色申告であれば最大で65万円の控除を受けることができます。
65万円の控除というのは「65万円分は利益として取り扱わないよ」という意味です。
例えば
利益50万円の時に控除65万円だと税金がかかる利益が0円となり納税金額は0円です。
利益100万円の時に控除65万円だと差額の35万円に税金がかかります。
どのような場合であっても控除は大きいほうが得なため、
開業届と青色申告申請書は提出しておきましょう。
(紙切れ1枚出すだけなのでとても簡単ですよ。)
開業届のダウンロードページ(国税庁HP)
青色申告申請書のダウンロードページ(国税庁HP)
税金は払わないとダメ
税金を払わない、俗にいう脱税ですね。
確定申告をしない無申告や
利益を少なく見せて税金を減らす所得隠し
などがあります。
このような払うべき税金を払わなかった場合、
税務当局から国税調査が行われ、
元々払うべき税金に上乗せで追徴課税をされる可能性があります。
税金は払うべきもの、でも払いたくない
そのためには節税をしてみましょう。
払う税金を減らす「節税」
節税の方法は多いため、今回は例を2つだけ紹介します。
経費を使って利益を低くする
「これ、経費で落ちるから」なんてセリフ、
漫画やアニメ,ドラマで聞いたことがあると思います。
経費は簡単に言うと
仕事のために必要な費用
です。
カフェで仕事をしたらそのカフェの代金は経費になるけど
定食屋は経費にならないとか割と複雑なルールがあります。
簡単なのは
パソコンやタブレットを購入した料金を経費にしてしまうことですね。
あと車の代金や家賃なども「せどりで使った分」と「普段使いで使った分」
を明確にしておけば経費になります。
経費にできるといっても無料になる訳ではないため、
新しく何かを購入する場合は
納税金額の当たりをつけてから検討すると良いでしょう。
詳細は近くの税務署に質問してみるのをオススメします。
ふるさと納税をする
ふるさと納税も言葉としては聞いたことある方が多いはず
しかし使っている方は少ないのではないでしょうか?
節税としては税金を予め払っておくイメージです。
それだけだとただの納税ですがふるさと納税の良いところは
返礼品にあります。
返礼品は納税額の約30%が相場です。
つまり、予め税金を払っておくことで約30%が商品として帰ってくる制度ということです。
こちらも納税額のおおよその金額を把握して
ふるさと納税の金額を検討するとよいでしょう。
ふるさと納税はポイントの付く楽天市場がオススメです。
https://event.rakuten.co.jp/furusato/
最後に
せどりでも利益が出たら納税が必要な事を理解してもらえたと思います。
まとめると
・20万円以上の利益から税金がかかる
・追徴課税の可能性があるため確定申告が必須
・年間の利益の見込みがついたら節税の方法を検討してみよう
という話でした。
また、確定申告を青色申告で行うために
開業届・青色申告申請書の提出は是非行っておきましょう!
今回は以上です。
役立つノウハウや情報を日々書いていくので良かったらまた読んでください。
最後まで読んでくれてありがとうございました!