ベタ 日記 熱帯魚

なぜ水槽のpHが下がるのか

滝谷ハジメです。

今日は水槽の水質について調べて分かったことをまとめます。
内容的には完全に把握できていないため、雑記メモ程度。

結論としては「バクテリアが順調に働いている」です、最後まで読んでいただければと思います。
では、始めて行きましょう!

問題点

まず、私がベタを飼育している水槽が酸性寄りであることが発覚したことが始まりでした。

記事:水質検査キットを使ってみた

pH試験薬を購入

以前使用した『テトラ テスト6in1』はpH以外にも測定できる要素があり25回使用できて1520円のため、pH測定するだけと考えるともったいなくて『テトラ テストpHテストキット』を購入。

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使用してみたところ、以下の結果になりました。
※呼びにくいため、現在ベタを飼っている水槽を1番水槽,新しく立ち上げた水槽を2番水槽と呼びます。

<1番水槽>

 

<2番水槽>

 

<水道水>

まとめると

・1番水槽 :7.0~7.5(7.5寄り)
・2番水槽 :5.0~6.0
・水道水   :7.0~7.5(7.0寄り)

でした。

1番水槽が水道水と同じくらいのpHになったのは水曜日(11/11)に水替えをした為ですね。
ここで気がかりなのは2番水槽。pHが明らかに低いです。
最初は「前回調べたpH測定結果が間違っていたのでは?」と思っていましたが水道水のpHが7.0~7.5であったことも調べたため、前回のpH測定は間違いではなかったと判断します。

そして、なぜpHが下がるかが疑問でした

pHが下がる(酸性になる)原因

pHとは?

pHは水の中でバラバラになっている水素イオン(H+)と水酸化物イオン(OH-)のバランスを指しているもので、

水素イオンが多いとき酸性(pH7以下),水酸化物イオンが多いときアルカリ性(pH7以上)になります。

また、水(H20)自体は水素イオン(H+)と水酸化物イオン(OH-)の化合物でもあり、何かしら水に溶け込んだ物質に水素イオン,水酸化物イオンが含まれていればpHを遷移させる。

では、何が水槽に溶け込みpHを下落させているかというと、硝酸塩,亜硝酸塩でした。

硝酸塩,亜硝酸塩とは?

硝酸塩は魚のフンや尿を分解する中で最後に発生する物質、亜硝酸塩はその途中で発生する物質です。

分解のプロセスは

フンや尿

アンモニア

亜硝酸塩

硝酸塩

です。

つまり、pHが下がっているとバクテリアによる分解が十分にできているということですね。

この硝酸塩,亜硝酸塩は元素記号で書くとNO3,NO2。そう、以前「テトラ テスト6in1」で登場した元素でした。

NO3,NO2ともに本来HNO3,HNO2で、水分中はHとNO3,HとNO2に分離するため、このときのHがpHを下げている原因になっています。

特に、硝酸塩は分解されることがほとんどないため、基本的に水替えでしか量を減らすことができないのが厄介です。
さらに、コケの原因にもなるため可能な限り減らしたいものです。

それでは、どうやってpHを下げればよいのかというと

pHを下げる方法

水替え

簡単で確実

ただ、生体のストレスにならないように頻度は可能な限り減らしたい。
そのため、水替えし続けることも難しく週1~2程度が良いのでしょうか。

pH調整剤を使う

いわゆる薬剤の投入ですね。

私は硝酸の事について調べる前まではこちらで対応しようかと思っていました。

pH調整をしても根本的な解決にならないため、使うとしても定期的にpHの測定&調整といった使い方になりそうですね。

まとめ

・pHが下がる原因は硝酸,硝酸塩
・pHが下がる=アンモニアを無害化している
・硝酸,硝酸塩自体あまり良い物質でないため減らしたい
・pHを戻すためには「水替え」or「pH調整剤を使用」

私は当面、水替えで対応していこうと思います。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!

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